すぐに行動できない子には、小言よりも質問を。
やらなきゃいけないことを
子供がなかなかしてくれないと、
ついイライラして
小言ばっかり言いたくなりますよね〜!
その結果、
「あれはしたの?!次はこれでしょ!!」
と指示だらけになって、
子供も親も毎日ウンザリ…(´-_-`)
こんにちは!子育て研究者のkotoです!
子供の行動は見守るのが大切!
って分かってても、
朝の準備の途中でフラフラしている
わが子を見ると
声をかけずにいられません…
本当は、親の声かけなしでも
自分でできるようになってほしいのに(T_T)!!
今回は、少しでも早く
「自分でできるようになる」ための
ママパパの声のかけ方について
考えてみたいと思います!
▶「言われないでもする」は高度な脳の使い方
3歳頃になると、
身の回りのこと(着替えや荷物の準備など)が
だんだんと1人でできるようになってきます。
そうなると、
「最後まで自分でしてほしい!」
って期待しちゃうのが親心。
それなのに、子供はというと…
1つなにかをしたと思ったら
あっちへフラフラ〜こっちにフラフラ〜
いつまで経っても次の準備に
たどり着かない!!
もう、毎日やってることなのに!!
と、早く準備をさせたい気持ちから
次々と子供に指示を出しちゃいます。
やればできるはずなのに
言われないとできない
ということの繰り返し。
1つ1つの動作はできるのに、
どうして言われないと次の行動ができないの?!
と、ほんとにモヤモヤしますよね。
でも、この
「次にすることを考えて行動する」
っていうのは、
結構 高度な脳の使い方だったりするのです。
▶先のことまで考えられる大人と、今しか見えない子供
大人の脳は、物事の段取りを付ける力が
十分に発達しています。
短い時間にたくさんのことを
こなさなきゃいけないママパパなら、
何手先までも見通して
次々と行動し続けることだって問題なし!
1つのことをしている最中に
次に何をするのか覚えておいたり、
どうやってやろうか、行動しながら
考えたりする脳の部分が
(専門用語でワーキングメモリー)
子供に比べてかなり発達しています。
でも、子供の脳はまだまだ発達途中。
大人にとっては全然 難しくない
「何かをしながら次のことについて考える」
ということは、
子供にとっては難しいことなのです。
しかも、新しい刺激が大好きな子供脳。
途中で何かおもしろそうなものを見つけたなら
次にしなきゃいけないことなんて
すっかり忘れてしまいます!
どうしたらこんな子供の脳を
うまく育ててあげられるのでしょうか??
▶子供の段取り力を育てる声かけ
脳では、何度も経験したことが
パターンとして記録され
次のときにも同じように行動するように
設定されています。
つまり
「ママやパパに言われるからする」
をたくさん経験した脳は
そのパターンをよく記録していて、
次の日も
「また言われるのを待つ」
ということが定着しちゃっている場合も(><)
この悪循環をなんとか止めるには
違うパターンを
脳に経験させる必要があります。
できるなら、子供自身が
「次は何をしよう?」
と自分で考えて実行する経験を
上書きしたいもの。
そのためには
子供の意識がやることから離れてしまったときに
すぐに指示を出すのではなく、
〇何か忘れてない?
〇今は何をする時間だっけ?
〇ここに何しに来たんだっけ?
といった、子供自身が
次の行動が何だったか考えられるような
声かけをするといいと思います。
そうすることで、
自分の記憶を探ってやるべきことを思い出す
という脳のパターンが
強化されていくことになります。
ちなみに…脳は怠け者な1面もあるので
自分で考えるより、
人から答えを教えてもらうのが大好き!
だからこそ、そっちに流されないように
気を付けないといけないんですよね(˘-ω-˘ )
▶まとめ
大人からしたら
「またダラダラして!!」
と小言を言いたくなるような場面でも
子供としては悪気がなく
やるべきことを忘れてしまっている場合も。
※もちろん、確信犯もいます!
(分かっちゃいるけどやりたくないというやつ)
でもそれも、行動をコントロールする力が
不十分なため。
それには、また違うアプローチが有効です。
未発達な脳は
よい刺激でどんどん育ててあげたいもの。
そのためには
簡単に答えを与えてしまうのではなく
できるだけ脳が働き、
考えるような言葉かけが必要です。
それによって少しずつ、
自分で考えて行動するという
脳のパターンが強くなり
それを毎日、毎日繰り返すことで
ようやく習慣として
身についていくのだと思います。
子育ての道のりは長い〜〜!!
でも、子供の脳を育ててあげれば
子供もスムーズに行動できるはず!
これを合言葉に、
今日も一緒に頑張りましょう(^ ^)!
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