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結界について【入門編】

 悪意のない世界に住んでいれば、そんなものは必要ないのかもしれません。しかし現実では防衛手段が必要なこともあります。また、自覚的であろうとなかろうと霊感の強い人にとっては、簡易的なものであっても結界を張れるようになっておかないと、ひどく疲れたり有害な影響を受けたりすることが予想されます。これから記すことは自衛手段であって人を傷つけるものではありませんが、用法を間違えたり、未熟な技術のまま過信して自ら邪悪なモノや場所に身を投じていったりすると大変危険ですので、ご注意ください。


 初歩的な結界に、道具は必要ありません。

 身ひとつあれば十分です。具体的な方法をお伝えします。

◇◇◇結界の張り方【入門編】◇◇◇
 最も簡単な結界は、自分が丁度入る四角い箱のイメージです。範囲を広げたい場合はそのようなイメージを作れば良いですが、座標の関係で少し難易度が上がります。馴染んだサイズの直方体があれば、自分ぴったりじゃなくてもやりやすいです。
 結界の壁は全て透明なものになります。
 まず足下の板、次に頭上の板をイメージします。自分の周りに悪いものがなにもないことを確認し(ここ重要。何かいる場合は不意にパチンと手を叩くと少なくとも一時的には離れます。)、瞬間的に頭上の板から足下の板まで壁がザン!と下ります。瞬きの速さ、というか瞬きに合わせてイメージするとやりやすいです。結界を強固にする為には、集中するためのルーチンになる文言があるといいです。呪文でも祝詞でもいいです。このあたりは好みなので自分に馴染むものがいいと思いますが、集中することが1番重要です。
 解除するときは、逆の手順を組みます。足下から頭上に瞬間的に壁が消え、次いで頭上の板、足下の板が消えます。御礼を云って、終了です。
※意図的に解除しなくても維持する為のエネルギーが枯渇したら消えます。また、その結界で弾けないヤバいものがきたら、やっぱり消えます。
※言葉は直接発してもいいし、胸の中で唱えてもいいです。

 以上が、道具を使わない初歩的な結界の張り方です。

★ひょっとしたら霊障かもしれない事柄に困っている
★霊感が強いという自覚があるが、どうやってコントロールすればいいのかわからない
★人ゴミにいるとひどく疲れやすい

 そんなとき、試してみてはいかがでしょうか。


※元記事はコチラ


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渡邊惺仁
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