【スカイキャッスル】嘘をつき続けた住人が見る真相とは何か【最終回直前考察】
本日は、ドラマ「スカイキャッスル」についてです。
巡り合い
あまりnoteでは言ってこなかったのですが、実は初回からみっちりこのドラマも見ていました!
というのも、まず第一の理由に、テーマソングが私の好きなシンガーソングライターのmiletちゃんだったからです。
そして、このクール、もう一本何か観たいな~と思っていた時にちょうど始まった(少し遅めのスタートでした)からですね。
韓ドラは見たことないのでどうなることだろうとも思いましたが、見事に面白い作品だったと思います。
これまでのあらすじと振り返り
① 受験講師の争奪と冴島家
まずは受験講師の争奪戦から幕を開けました。冴島家の成功から、九条先生を見事に獲得した浅見家。今思えば、その時点で冴島家は九条先生の恐ろしさをわかっていたのなら、なんでそのことをもっと早く浅見家に教えてあげなかったんだ!とも思います。そして、冴島妻の自殺。冴島家の早急な引っ越し、冴島子と冴島家政婦の恋愛等、様々な事件で圧倒する形でした。
② 南沢家が事態のさらなる悪化を招く
そして冴島家の後には南沢家が引っ越してきました。南沢妻は冴島家の悲劇を小説に書くと主張。そしてこのドラマの語り手が南沢妻であったことも判明されました。しかし、ほかの住民は小説にすることを反対。議論が紛糾する中、浅見妻の施設での過去が明かされ住民から見放されることになりました。そして、帝都病院でも南沢夫の急な昇進で周囲から反感を買うことになりました。
③ 親の争いは子供にも及ぶ
山田家、南沢家を経て浅見家に来た美玖と瑠璃の対立は激化。瑠璃は美玖が施設の出身であることを馬鹿にするが美玖が浅見夫の不倫の子であったことが判明。瑠璃と対等かそれ以上の立場に立った美玖は、瑠璃と激しいマウントバトルを行う。
④ そして見えてきた九条先生の怖さ
浅見妻が自らの意思で勝ち取った講師でありながらも、子供を取り込み洗脳させ、親から離れさせていく九条先生の怖さが徐々に浮き彫りになってきました。
感想
子役の子たちがうまい、というのが第一の感想です。成績や身分をもとに互いが互いを見下し、屈辱を味わい、そして復讐をしていく、そんな人間性を豊かな表情で描き出しているのが本当にすごい。大人の感情を表に出さずに腹の中を探りあうような演技も面白いですが、感情を剝き出しにして相手より必死になって上に立とうとする姿が繊細に描き出されています。
そして、九条先生を演じる小雪さん。彼女は、セリフは少ないですが、常に相手を操って自分の思い通りにさせ、さらにそれを加速させるような作戦を立てているような表情を見せる、怪演です!
そして、美玖と東原政務官の息子の命を天秤にかけ、美玖を捨てた浅見夫が、実は美玖が自分の子供だと知ったとき彼は何を思ったでしょうか。そしてそんな夫を浅見妻はどう思ったでしょうか。とてもはかり知れません。しかしながらそんな言葉に表せない感じがよく出ていた、松下奈緒と田辺誠一の演技でした。
考察
① 美玖を殺したのは誰か(1)
前回は青葉が「目撃者の証言」を基に逮捕されました。しかしながら、同話の少し前のカットでは、九条の秘書やスカイキャッスルの警備員の姿が意味深に映されていたことを考えれば、目撃者は偽物であるともいえるでしょう。
② 九条先生がもう一人受け持っている受験生とは誰か
これは青葉しかいないでしょう。不正の予想問題を得た3人に食らいついている青葉が怪しいというのもあるのですが、これまでの登場人物で当てはまるのは青葉ぐらいしかいないでしょう。
③ 美玖を殺したのは誰か(2)
すると、九条が青葉を洗脳して美玖を殺させた、というのが真相でしょうか。すると美玖が殺される直前に振り向いて笑顔になっていたのも納得です。すると、青葉が驚いていたように見えたのは、きっと九条先生には「絶対にばれないから」といわれていたのに、ばれた、という点での驚きでしょう。きっと好きな人をも殺してしまうほどの洗脳力を持っていたのでしょう、九条先生は。
④ 九条先生の真の目的とは
ここで聞いてくるのがおそらく帝都病院で騒ぎになっているとある事実の隠蔽問題。この隠ぺいにより九条の身内が不幸になってしまっていたとしたら、スカイキャッスルに住み帝都病院に勤務する家庭を狙って崩壊を望んでいるのかもしれません。
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