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絶景の海を一望できる温泉宿でワーケーションをしてみた話

皆さん、ご無沙汰しております。Web ディレクターのおさむです。

前回の執筆が最初で最後と心に決め、何度も SeeSO 運営メンバーからのオファーを断っていましたが、ついに 2 回目の執筆をすることになりました。

なぜ執筆する気になったかというと、答えはいたって簡単。これ以上断っていたら、SeeSO の総監督(事業本部長)に呼び出されそうな気がしたからです。

10 年以上 Web ディレクターをやっていると、危機感知能力も研ぎ澄まされてきます。四ノ森 避影ともいい勝負ができそうです。
(『僕のヒーローアカデミア』を見たことがない人は、いますぐ Amazon Prime Video を開きましょう。)

さて、執筆オファーを受けてしまった手前、何かしら書かなければいけなくなったわけですが、正直に言うとネタがない

「ネタがないようじゃ無理かぁ。ネタはね、日頃つくっておかないと(笑)」。
SeeSO 運営メンバーに菊池風磨さんがいたら、きっとこう言われていたでしょう。

ネタがないと記事を執筆できないし、記事を執筆しないと総監督(事業本部長)に呼び出される。鈴木のりたけ先生の『大ピンチ図鑑』に載っていてもおかしくないくらいの大ピンチ状態です。

そんなときにふと思い出したのが、SeeSO 運営メンバーが事業部会で発表していた以下のスライド。

SeeSO の投稿推奨テーマ

ネタの検討に苦労する人やアウトプットの場に困っている人に対しての救済措置として、推奨テーマなるものを用意してくれていました。仕事ができる運営メンバーに感謝。

ナレッジ』と『ワークスタイル』の 2 種類の推奨テーマがありましたが、共有できるナレッジなんて微塵もない私は、瞬時に『ワークスタイル』を選びました。

「おそろしく速い判断。オレでなきゃ見逃しちゃうね」。
この小ネタがわかる人とは、おいしいお酒が飲めそうです。

さて、方向性も決まったので、当たり障りのない『ハイブリッドワークを推奨する 5 つの理由』という記事を執筆することにしましょう。

……と思っていた矢先、X(旧 Twitter )でフォロワーさんのある投稿が目に飛び込んできました。

なるほど、その手があったか。

日々の業務で疲弊したビジネスマンが、自由と安息を求めて旅立つ。世はまさに大ワーケーション時代

「自由と安息?欲しけりゃくれてやるぜ。探してみろ、この世の全てをリゾート施設に置いてきた」。
ゴール・D・ロジャーがこの世に存在していたら、こんな粋なことを言ってくれたでしょう。

弊社がワーケーション制度を導入しているかどうかはさておき、これは試す価値あり。
(イヴさんにはネタ提供のお礼として、Amazon ギフトカードでもプレゼントしよっと。)

ということで、今回はワーケーションを題材とした記事を執筆したいと思います。ここでやっとタイトル回収。長かった。

目的地に移動🚅

やることは決まったので、宿の予約や有休申請を済ませ、さっそく目的地に移動します。

即断即決、これこそできるビジネスマン。知らんけど。

東京駅で観光で来日していたイタリア人カップルに山手線の乗り場を案内した後、新幹線のチケットを購入。

話はそれますが、最近、外人さんに声をかけられることが増えてきました。ここにきてモテ期到来。素直に嬉しい。

新幹線のチケット

いい感じに行き先を隠せたと思っていましたが、経由駅でだいたいの目的地がバレてますね。

詰めの甘さは業務にも支障をきたすので、改善していきたいと思います。

最寄り駅に到着🚃

東京駅から 1 時間程度で、宿のある最寄り駅に到着しました。熱海駅から JR 伊東線に乗り換えて 3 駅先にある『網代駅』です。

網代駅

ちなみに『網代』と書いて『あじろ』と読みます。私は自信満々に『あみよ』と読んでいました。シンプルに恥ずかしい

網代駅から目的の宿までは徒歩で移動します。アクセス情報に徒歩 3 分と記載があったので、運動不足の私でも倒れることなくたどり着けるはず。れっつらごー。

源泉湯宿 大成館(TAISEIKAN)♨

そんなこんなで到着しました。今回お世話になるのは、こちらの『大成館』さんです。刮目せよ、この立派な佇まいを。

大成館 - エントランス
大成館 - フロント
大成館 - ラウンジ

仕事場となる肝心の客室はというと、こんな感じです。

大成館 - 客室 - 313号室(久方)
客室から見渡せる相模湾

オーシャンビューの部屋 is 最高。テンション爆上がり

海は私たち人間を含めたすべての生き物の源であり、すべての生命の母。『海』という漢字の中に『母』という字が入っているのは、そういうことです。
(きっと諸説あると思うので、ツッコまないでください。)

ワーケーション体験レポート🏝️

チェックインの日は午後半休を取得していたため、翌日丸 1 日をワーケーションデーとしました。1 日を通して個人的に良かったなと感じたポイントを 4 つご紹介いたします。

1. 早起きするため、自由に使える時間が増えた

海辺の宿だったこともありますが、当たり前のように早起きします。

そりゃそうですよ、コンクリートジャングルで生活している身からすると、早朝の海辺を散歩するなんて憧れですもん。

きっとこれが海辺の宿でなくても、「寝てる時間がもったいない!」と思って早起きするんでしょうね。人間ってちょろい。

早朝散歩から戻ってきた後も始業まで時間があったので、読書をしたりネットニュースを読んだりと、有意義な時間を過ごすことができました。早起きは三文の徳とはまさにこのこと。

早朝の相模湾

2. おいしい朝食で必要なエネルギーを補給できた

今回は朝食ありのプランだったため、始業前にしっかりと栄養補充ができました。
(その場で焼いてくれる卵焼きが、すこぶるおいしかった。)

朝食をとることにより、脳や身体機能をウォーミングアップさせる効果があると言われているので、今日の作業は捗ること間違いなし。

大成館 - 畳ダイニング 灯-akari- での朝食

ちなみに夕食はついていなかったので、宿の近くで見つけた『味くらべ』さんで、地魚を使った海鮮丼をいただきました。漁師町である網代ならでは一品。うまし。

お店自慢の海鮮丼

3. 作業に集中できた

大成館』さんは熱海エリアと比べて閑静な場所にあるので雑音も少なく、集中して作業をすることができました。

目の前に広がる相模湾の波の音が BGM となり、リラックスした状態で作業を進められたと思います。これこそ良い職場環境。ワーケーション最高

ちなみに、セキュリティの観点から社用のポケット Wi-Fi でインターネット接続をしていましたが、ノンストレスでした。
(宿泊先によってはインターネット接続しづらいんだろうなぁ。)

広縁での作業風景

4. いつでも露天風呂に入れる

これがすごく良かった。頭をスッキリさせたいタイミングでサッと温泉に入りにいけるのは、ワーケーションならではだと思います。しかも温泉、自宅のシャワーとは比べものになりません。

喫煙者がたばこ休憩を取るなら、非喫煙者の私が温泉休憩を取っても文句は言われないはず。文句があるやつ、出てこいや〜。

仕事終わりのひとっ風呂も最高です。1 日の疲れが吹き飛びます。

大成館 - 貸切展望檜風呂(雲海)

さいごに📝

ひょんなことからワーケーションを体験してみましたが、良い経験になりました。何事もやってみることが大事

ちょっと気分転換をしたい」や「いつもと違う雰囲気で仕事をしたい」といったときに、2 泊 3 日くらいでワーケーションをするのはありだと思います。

この記事を読んで「ワーケーションおもしろそうじゃん!今度やってみよう!」と思ってくれたかたがいたら嬉しいです。
(私も仕事が落ち着いたタイミングでまたワーケーションしよっと。)

おまけ🐣

お土産で購入した『伊豆の踊子』というお菓子がとてもおいしかったので、ご紹介いたします。

全国菓子博覧会で内閣総理大臣賞を受賞したり、『出没!アド街ック天国』で取り上げられたりと、結構有名なお菓子のようです。

気になるかたは、お店の公式サイトを覗いてみてください。

日本の名作菓子『伊豆の踊子』

参考文献:
源泉湯宿 大成館 公式 Web サイト( https://www.taiseikan.com

Special Thanks:
大成館の従業員の皆さま
イヴ@webエンジニア( @onigiri__tyam )さん


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