良い物語の破壊力
昨日は休日かつ木曜日で映画館のメンズデーだった為、映画を見に行った。
久々の映画館での映画鑑賞だったが、平日でガラガラのため思う存分集中して映画を見れた。
観た作品は以下の二つだ。
どちらも良かったけど、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」の方は今の自分にガツンとメッセージが届いた。
きみの色は普通に面白かったのと、また音楽作りたくなったのでそれが良かった。
A24というインディペンデント系の映画会社が制作した作品が、「シビル・ウォー アメリカ最後の日」である。
この作品のレビューとかはまた、別の記事として書ければいいな。
A24の作品は鮮烈で尖った作品が多いにも関わらず、商業的に成功を収めている。
あまり数を見たことはないが、「ミッドサマー」などが有名ではなかろうか。
A24の作品はもっと観るべきだと、自分でも感じた。
とにかくいい映画は見終わった後の、充足感がすごい。
湧き上がる思いとか、こんなふうにして演出するんだとか、感情の掻き乱され方、緊張感の作り方、映像の鮮やかさ。どれをとっても満足してしまう。
今回の映画に関しても、戦争が主題なのに始まりがやけに鮮やかだった。
物語は架空のものである。だけど、なぜか共感が生まれる。
体験したことないけど、知っている感覚に陥る。
そして気づけばのめり込んでいる。
このようにその人の感情をどんな形であれ動かすという「物語」。
これは最強なのではないかと、僕はおもう。
もちろん、ただ娯楽としても面白い。
その上でそれを経た景色と、そうでない景色では感情の動き方が全然違う。
だからこそ多くの D2Cブランドが物語を作ったり、映像作品を作ったりするのだろう。ビジネスとして成立しながら、しかし作品として感動も残す。
物語が作れたら、最強なんじゃないかとちょっと思った。