記しておきます。
最初に行っておくと。
この画像は、今回の話と大体は関係ないモノです。最初に行っておきます。
強いて言えば、今回の登場人物が伏見区の周辺で生活されておられた…という事だけは関係あります。それではスタート。
中学3年生。正直にあの頃っていうのは激動だったんだなぁと。今でもそんな気持ちが抜けずで。
自分の中学時代、
「好きな教科は何?」
って聞かれると、間違いなく社会科と回答した。
鉄道が好きだから、日本の地名が登場する。歴史に絡んでくるだとか。そうした事情があったのもそうだけど、自分の中ではもっと上回る事があった。
自分の中学校の社会科を担当する先生は、どの年代でも圧倒的に面白く存在感を放っていたのだ。
今回はその中でも、3年生の『公民』を担当していた先生の話。自分は特にこの先生が大好きだったんじゃあないかなって思う。
自分の中学の時は、
・1年生…地理
・2年生…歴史
・3年生…公民
といった感じで科目が学年毎に分かれていた。
特にこの中でも、歴史と公民の先生だけは一生分面白かった。まだまだ10代伸び盛りの自分には勿体無いくらいだった。
まず、生徒の言う事を凄く聞いてくれる。
話が面白い、って事なんだよなぁ。
そして世界の広げ方が本当に巧かった。自分の中で、もっともっと視野を広げてこの世界を見てみたいという気持ちが知らず知らず沸いてきたのは何か覚えている。
話が面白い理由ってのは一体なんだったのかなぁ…と考えていたら、妙に納得する理由があった。
その先生は大学時代に演劇関係の活動をされていたと知り、今を思えば何か納得いく理由である。
一回だけ、その先生を巡って友達と喧嘩をした事もあった。担任の先生が仲裁に入ってくれた
けど、何か納得できなかったなぁ…
授業後は毎回、友達と先生を巡って取り合ったような気がする。もうそれだけ好きだったんかねぇ。
そして今でも覚えているのが、コレ。
このマンガの表紙を見て、
「うっわ懐かし!!!笑」
なんてなる方、絶対居るはず。
そう。このマンガを内緒で学校に持ち込み、先生に
「このマンガを読んでるんですけど、折角だったら授業で扱ってください!!」
と直訴したんですよ。
そして実際に授業で登場し、マンガの1コマ1コマがプリントに添付されて授業に登場。死ぬほど面白かったし、笑い転げたよねぇ…
まさか本当にやってくれるなんてさ。
お婆ちゃんの家に向かっている最中の近鉄特急の車内で読んでいた世界が、黒板の中で広がっている。本当に楽しかった。
と、そんな先生だけど今はどうしているのかなぁ…
最近、その先生のニックネームが記されたクラスTシャツを着ている女子高生を家の近くで発見した。
だからまだ赴任されているのは確かなんだろうかね。
書いていたらまた会いたくなってきたなぁ…
自分の一生忘れられない人を書き殴った話でしたとさ。
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