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ヨガと情熱が導く、私の今ーあなたと照らすもの
ヨガ哲学には、「情熱(タパス)」を持つことが大切だという教えがあります。
私にとってその「情熱(タパス)」は、ずっとファッションに対するものでした。
(「タパス」には他にも解釈がありますが、私はこの受け止め方がしっくりきているので、そのように受け止めています。)
17歳で「ファッションの仕事をする」と決め、それからさまざまな事情が重なり、33歳でその道を離れることになりました。
ファッションは私のすべてであり、情熱そのものでした。
そして、いつか一緒に仕事をしたいと思っていた人がいました。
その人に直接会って、感謝を伝えられる自分になりたいと、ずっと心に抱き続けていました。
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今でも一番大好き。
今も変わらない私のinspirationです
【Alexander McQUEEN】20世紀から21世紀初頭期にかけて活動したイギリスのファッションデザイナー
しかし、その思いも手放さなければならなくなり、私は強い喪失感に襲われました。
「じゃあ、私にはもう情熱を持てるものがないの?」
「これから何を仕事にして、生きていけばいいんだろう?」と迷いが生まれました。
そのとき、私は
「情熱がないとしんどい人」
「情熱があるからこそ、前に進めていたのだ」と
初めて気づいたのです。
そこから私は自分に問いかけました。
「他に興味があることは何だろう?」
運動神経は良い方だったし、決して上手ではなかったけれど、ダンスも好きだった。
そんなときに出会ったのが「ヨガ」でした。
そこから私は2012年に全米ヨガアライアンス(RYT)200時間を修了し、フリーランスのヨガインストラクターとして指導を始めました。
ありがたいことに、現在もその活動を続けさせていただいています。
Registered Yoga Teacher(RYT) とは、登録ヨガスクール(Registered Yoga School、以下RYS)で一定基準のヨガ指導者トレーニングを受けたヨガ講師を示す米国での称号。
最初は無我夢中で、自分のことで精一杯でした。
でもそのうちに、“誰かが頑張るのを応援する・支える”ことにも情熱を注げる自分に気づいたのです。
前に進もうとしている人には、迷いながらも一歩を踏み出そうとする芯の強さがある。
その挑戦する姿には、確かな輝きが詰まっている。
ヨガや、届ける言葉を通じて
「できるかどうか」よりも「進もうとすること」
今日よりも明日が、さらにその人にとって素晴らしい毎日になるように。
そんな風に誰かをサポートできることは、なんて素晴らしい仕事なのだろう。
私にとっての「情熱(タパス)」は、まさに今ここにあるのだと実感しています。
そして、誰かを応援し支えることで、自分もまた照らされていることに気づいたのです。
–あなたの情熱は今どこに向かっていますか?–
私もまだまだ未熟なところがたくさんあります。
でも、きっとあなたの素晴らしいところを見つけ、
応援することは誰よりも得意だと思っています。
心が疲れたとき。
今日という日を大切にしたいとき。
今日よりも明日を、より良くしたいと願うとき。
そんなときに、私のことを思い出してもらえたら嬉しいです。
私は、あなたを全力でサポートします。
そして、私自身もあなたとともに、情熱を持ちながら歩み続けます。
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また皆さんで集まれる機会を作りたい𓅯