シェア
深海魚マンボウ
2024年10月12日 08:58
早起きは苦手だけれど早く目が覚めた、秋の朝。こんなにも世界は穏やかで美しい。いつものコーヒーが適当に作ったスクランブルエッグが美味しい。ずっとこうやって空を眺めて穏やかな気持ちで過ごせたら。雲一つない空のようになんの濁りもない心でいられたら。
2024年9月23日 23:13
日常の小さな感情を集めて、言葉のかけらを集めて、宝箱を作ろう。
2024年9月23日 20:22
今日きっと、秋が来た。乾いた空気、心地の良い日差し、少し汗ばむ気温。深呼吸が気持ちいい。一人でいたい気持ちと、誰かに会いたい感情が交差する。これを秋と呼ぼう。通勤路のイチョウの木が少し色づき始めた。生きている喜びと、虚しさが交差する。そんな秋が好きだ。短いから、儚いから、想いを馳せるのだろうか。ただ、秋が好きだ。
2024年5月23日 00:11
夜の、湿った匂いが好きだ。お酒を飲んで少し酔って、深呼吸する。静かなこの世界に、まだ存在してもいいような気がする。
2024年2月21日 23:33
私は仮面を被っている。いつ被り始めたのかははっきりと覚えていないが、二十歳前後だ。仮面を被った方が穏やかに事が進む、誰も傷つかずに済む、そんなことを学んだ。いつしか、仮面は剝がれなくなった。仮面の表情や受け答えと、仮面の下の感情が一致しないことが出てきた。仮面の下の自分が死んでいく気がした。苦しい。それでも、仮面は剥がれない。仮面を剝いでしまえば、この社会になじむことは
2024年2月17日 19:51
都会は便利だけれど少し疲れる。電車の窓から外を眺めていると、所狭しとビル、居酒屋、家、コインパーキング、警察署、銭湯、クリーニング屋、、いろんな建物が目に入る。それぞれに人がいて生活している。道に目をやると、みんなどこかへ向かって歩いている。冬のビルは暖房が効いていて暑い。冬なのに汗をかいた。そんな日はビールが飲みたくなる。最近お酒を飲んでいなかった。つい飲みすぎて体調が悪くなるから。でも久々
2024年2月13日 20:19
私は春が嫌いだ。今日は2024年2月13日。この時期にしては暖かく、3月下旬並みの気温だとのこと。春の匂いがした。菜の花が咲いていた。春が嫌いだ。細い三日月が 暗い夜に浮かんでいた。夜の空気は冷たいけれど、風がなくて心地よい。春が嫌いだ。少しずつ日が長くなって、カーテン越しに朝日が差すようになった。空が青かった。春が嫌いだ。春になると新しい服に身を包んだ