4. 【心の中のかけら】 ことばの先にあるもの
早朝、深い眠りからふっと現実に帰る。どうやらお気に入りのソファの上で一夜を過ごしていたようだ。(休みの前夜は時間も気にせず好きなことに没頭しすぎてしまうため、ついソファでうたた寝をしてしまう。)
まだ夜の続きのような感覚のまま窓を開けると、世界は軽くて爽やかな空気が漂っていることに気づく。少し思いを巡らすと、夜のうちに雨が降っていた記憶にたどり着いた。どうりで陽は明るく、空気は澄んでいるはずだ。
明るい日差しを眺めていると、ふと昨日いただいた“やさしいものの言い方”という