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3. 【心の中のかけら】 世界との関わり方

昨晩は久しぶりにぐっすりと眠りについた。プライベートは一人で過ごす方が好きだけれど、そんなわたしでも誰かとの関わりを削ぎすぎると、心に影ができるのだと知る。それは恐らく自分の中で消化しきれないマイナスの感情が膨らんで、自分を乗っ取りそうになるからだと考えているのだけれど、ペースが合わなくなるとそれはそれで身体が疲弊してしまうので難しい。

今のところわたしの理想は、他者と関わる予定は多くても週一度まで(1ヶ月のうち1度もないこともある)。その日と、自宅でひとりで過ごす日を交互にしながら予定をくむことだ。

もし今の仕事をしていなければ、人並み程度には活動的なのかもしれないが、この仕事でたくさんの方の大切な心と関わり、取り扱っている以上、まずは自分が万全の状態であることが、わたしにとって必要不可欠だと感じている。わたしの感覚が鈍ってしまうと、目の前にある、見えない揺れ動きを感じ取れなくなってしまうからだ。

わたしが今取り組んでいることは、表向きはコーチングと呼んでいる。でも、わたしにとって“コーチング”とは、他者との共通認識をもつための標語のようなものであり、コーチングを専門的に学んでいるわけではない。だから、この感じ取り方がコーチングとして機能しているのかは、正直わからない。

わたしの夢は変わらず、教会のような場所を作ることであり、マザーテレサの教えと、わたしが探究してきたキリスト教、陰陽五行思想、アーユルヴェーダ、瞑想、そしてコーチングは、全て根底で繋がっていると感じている。(そして次はNVCとインテグラル理論を学びたい。)

複雑に見える世界の中で、元を辿れば、どの時代でも本質は同じなのではないかと思う。大切なことは、それに気付き、自分がどの地図を読み解きながら進んでいくのか、ではないだろうか。

暖かさを含んだ風が、わたしのことを優しく抱きしめるかのような朝に、そんなことをぼんやりと考えている。

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