春は出会いと別れ・涙の季節〜泣くことも素晴らしい養生になる【漢方的メンタルヘルス】
「笑うこと」が最高の養生ということを以前のnoteにてお伝えしましたが
今回はその対極とも言える「泣くこと」についてです。
泣いたり笑ったり忙しいですが、仕方ありません。にんげんだもの。
っということで今回は
春は出会いと別れ・涙の季節〜泣くことも素晴らしい養生になる【漢方的メンタルヘルス】
というテーマでお届けします。
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【泣くな!男だろ?涙はマイナスのこと?】
「泣くな!男だろ!」
なんていうと今ではジェンダー論などになってしまうので、ドラマやマンガなどでも使われなくなってきていると思いますが、様々な場面で今日のテーマである
「泣く」
という行為はできるだけしたくないもの、として捉えられてきました。
♪涙など見せない〜♪
という竹内まりやさんの曲も有名ですし
♪男は涙を見せぬもの、見せぬもの♪
はあの有名な機動戦士ガンダムのエンディング曲としてアムロ・レイがたそれがれながら歩く姿のバックに流れている曲として印象的です。
それぐらい「泣く」ことは我慢したほうが良い、人に見せるものじゃない、そんなイメージを持っている方が多いと思います。
春は出会いと別れの季節で何かと涙がつきものですが
ではこの
「涙」
悲しいときなどに流れるイメージがありますが、カラダの仕組み、生理学的に見た場合、一体どういうときにカラダから流れ出るのかを見てみましょう。
また今回のシリーズでは中医学、漢方的な見方でも実は春と言う季節は涙と大きな繋がりがありますので、そのあたりもお伝えしていきたいと思います。
【生理学的に考える涙の働きとは?】
それではここからはまずは涙がどんな時に流れるのか?
カラダの仕組みから見てみましょう。
涙には大きく分けて3つの働きがあると言われています。
1つ目は
・基礎分泌の涙
この涙は目から流れ出てはいませんが人間のカラダの中で
唯一むき出しになっている器官
である目を守るために常に分泌されている涙です。
2つ目は
・反射の涙
これは目の中にゴミやホコリ、まつ毛などが入ったときに洗いがなすための涙です。
そして3つ目が
・情動の涙
これが僕らが一般的に泣くとでる「涙」です。
赤ちゃんや子供がストレスを伝えるときに泣いたり
対人関係での出来事や
ドラマや映画、本、スポーツなどをみて感動したときにでる涙です。
自分に起きた出来事に対して嬉しい、悔しい、悲しい、そういった感情を感じて流す涙が『情動の涙』です。
【泣くことはストレスの解消に】
泣くことは恥ずかしいこと、というようにマイナスのイメージが強い「涙」ですが
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