怒れるって、信頼の証。
今まで、友達や恋人に怒ったことがなかった。
ちょっとイラっとすることはあっても、それを口にはしようとは思わなかった。
どうしてか。
…
怒る、とは。
(私はもっと大事にされるはずなのに)
どうして〇〇してくれないの!?
と、相手に主張することだと思う。
だから
いつも「相手に嫌われないように」と
お伺いを立てている
私のような場合、腹を立てるとはならない。
その代わりに
・ああ、私って嫌われてるのかな。
・やっぱりそれくらいの関係性なんだ。
と、自分を責めて落ちこむほうに走る。
…
無意識の、信頼。
だから
「なんで〇〇してくれないの!?」と彼氏に叫ぶ
カップルの彼女をみると
怒りを口にしても、関係性がくずれないという
相手への信頼と
それくらい自分は大切にされていいはずだ。という自分の存在に対する信頼
が、無意識にあるんだろうなあ。と思う
…
従者が、王様に対して
「どうして自分で掃除してくれないの!?」
と叫ぶことはない。
同じ土俵、もしくはそれ以上に立っていないと、主張したい欲求や、怒りの感情さえわかないと思う。
それが良いとか悪いとかではなく、私はこれまでの人生で怒りを出さなすぎた。
怒りをだしてみる。
しかし最近、
あーやって、くちゃくちゃ食べるのやだ。
そういう風に言うの、やめてくんない?
と、家族にいうようにしている。
すると
「家族だから、気使わんで言っていいよ。」
といっていた割に
いざいうと、不穏な空気になるし
それどころか逆ギレされる。
「あー、やっぱり言わんこっちゃない。」
とも思うのだけど、次の日になれば何事もなかったかのように修復してる。
なんだ、そんだけのことか。
と、思った。
…
信頼が積まれていく。
・不満を吐き出す
・不機嫌なときにムスッとした態度をとる。
そうやって一度外に出すだけでも、案外スッキリして自分の中では解決してしまうし。
その瞬間は空気が悪くなっても、それしきのことで関係性は、揺らがない。
むしろ
それくらいの愚痴を言っても、修復できたんだ。
という信頼が積み重なっていく。
だから何でも言っていいとか、あとで絶対に仲直りできるというわけではないけど。
『怒るって信頼だなあ。』と
なんだ、出してみるもんだな。
もっと自分と人を信頼してもよかったな。
と思った話でした。
おわり。
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