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初めてのルーブルは手強かった

パリ旅の最終日、5月5日の金曜、
最大のイベントは「ルーブル美術館」だ。
2ヶ月前の予約でもやっと取れたのは11:30と言う入場時間だった。
少し早めに行って、宮殿であったルーブルとシンボルのピラミッドの周りをぐるりと歩く。

すでに人混みがピラミッドに吸い込まれていく。
事前に知り合いたちにルーブルの感想を聞くと一貫してみんな言うのは、「Overwelming!!…あれを一日かけて、しかも人混みの中回るのは無理だと思った方が良い」
あまりにもみんなに言われるので、それなりの覚悟は出来ていた。

実際の宮殿だった石積みの城を感じながら、
ココは、ヒンヤリと涼しい空間だった。

ミロのヴィーナスの存在感✨
サモトラケのニケにも人々は足を止め、暫く眺めている
ルネサンス絵画の祖、遠近法の祖、ジオットー
ウッチェロは遠近法が得意だが人物に興味はないと、山田五郎さんが言っていた。確かに人物の顔が、いまいち。
モナリザの部屋は混みすぎ〜😅
カナの婚礼も、絵の中も外もごった返してます
ダビンチの岩窟の聖母は、ナショナルギャラリーロンドンに次いで2枚目^ ^微妙に違う箇所もあるし、全体的な明暗も違う。
ミケランジェロの聖母は柔らかく、美しい
ドラクロワに影響を与えたジェリコーのメデュース号の筏。本当に起きた出来事を絵にした。
この絵好き^ ^
マニエラ期ひねりの代表ブロンズィーノ
宮殿内の天井絵も見事
ハプスブルク家宮廷画家ベラスケス
が描いたマリアナ女王、旦那は叔父さんにあたるフェリペ4世

個人的にスペインハプスブルク家のストーリーとベラスケスが描いたファミリーの絵画は興味深い。近親婚にこだわりすぎた末、スペインハプスブルク家は、消滅した。

ルネサンス、マニエラ、バロック、ロココと迷いながら絵画を追い、人混みを掻き分け、としているうちに体力を消耗。
軽いランチ休憩を挟み、
エジプトを巡る〜。

にゃん

知り合いの忠告通り、初めての +人混みの中のルーブルは制覇なんぞ到底無理だった。
下調べしたお目当ての絵画もじっくりゆっくり観ること自体も難しい。

しかしながら、故にまた戻ってきて、初回の見逃しを次回ゆっくり観れたらとも思った。

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