あなたが疲れていなければ社会はもっと良く変わるんだ
今日も良い1日だね。
こんにちは。
さとるだよ。
言いっぱなしは無責任だからさ、
昨日の記事への私なりのささやかな
アンサーを今回は書くよ。
昨日の記事はこちら
生きているとさ、
どうしても心がささくれてしまう事があるよね?
私はボランティアで保護司の仕事もしている。
保護司の仕事ってあまり知られてないから
少し紹介するね。
犯罪や非行をした人も何らかの
処分を受けた後はあたりまえの事だけど
地域社会に戻らなきゃいけない。
つまりもう一度、
社会の一員に「復帰」しなきゃいけない訳。
でも、正直言ってすぐに社会に戻るのは
なかなか難しい。周りの目もあれば
非難もある。
けっして帰りやすいものではないよ。
だからと言って放っておいたら
また元の木阿弥になってしまう。
一人の社会人としてとして
犯罪や非行をした人を地域の中で
寄り添いながら
再犯を防ぎ、非行をなくし、
これらの人たちの立ち直りを助ける
のが保護司の仕事。
よく、
民生委員さんと仕事内容
が間違われるけど、
実はかなり異なるものなんだ。
で、担当する時に
その人がどういう経緯で犯罪や非行
に走っていったか?が詳細に書いてある
「身上調査書」を管轄している保護観察所
からもらうんだ。
(超個人情報なんで持ち出しや他人に見せる事はもちろんダメ。
ケース終了後には保護観察所に返還)
この身上調査書を読むと
時々、涙が出そうになる。
ここまで追い詰められたら
もう考えるエネルギーも
残ってなかったんだろうな・・
とか
なんで、もっと早く
周りにHELP!のサインを
だせなかったのかな?
とか
なんで
周りの人は放っておいたのかな?
と色んな感情がうずまいいてくる。
あっ、でもけっして犯罪を正当化するとか
いう気持ちは無いよ。
やってはいけないことは
どこまで行ってもやってはいけない。
だからその結果は自分で責任を
とらなきゃいけないのは大前提。
でも、あの時に
どうにか出来なかったのかな・・・
という「今だから」見える事もある。
保護司をしているとそんな
気づきが多くある。
私の場合は少年犯罪を主に担当する事
が多かったけど、少年犯罪や非行に走る子
は周りがどのようにフォローするか?
で結果が大きく変わる。
特に親や先生、先輩、社会の人が
彼らにどう対応するか?
なぜかというとまだ子どもで
考え方も周りよりも幼い子たちには
適切なアドバイスをしないと
分かってもらえない事が多い。
それに、彼ら自身が
悩みや苦しみが深くて
考えることすら出来なくなっている。
それに・・・
私も含めてだけど
大人の側も疲れていて余裕がない事も多い。
だから子どもたちが出している
サインをキャッチできなかったり
キャッチしても無視したりしてしまいがち。
あなたも覚えがあるんじゃない?
嬉しい事があったりして心が満たされている時
訳もなく他人に親切にしたくなる事がさ。
自分がある程度、満たされてないと
他人に優しくできないし、
優しくしたとしても偽物のやさしさにしかならない。
これは私自身がそうだったから断言できる。
自分が苦しくて苦しくてしかたないなのに
「苦しんでいる人を助けたい」
と言っている時期があった。
もちろん何も上手くいかなかったし
事態はどんどん悪化したよ。
今、考えても
ゾッとする忘れられない経験。
自分を満たすための方法はたくさんある。
インターネットを検索すればきっと
あなたに合う方法も多いはず。
でも、ひとつ言えるのは
身体も心も休ませなきゃ始まらない
という事。
休むって言ったってバカンスを
楽しむみたいな大げさなものでなくていいよ。
5分でも10分でもいい。
力を抜いて自分自身の存在を
そっとハグするだけでいいんだ。
お金も時間もかからない。
時間がとれるなら
しっかりと時間を確保して
休めばいい。特に睡眠は重要。
覇気がなかったり、やる気がでない人
は経験上、睡眠が圧倒的に不足している。
寝るのを1時間増やすだけで
身体も心も休まるよ。
特に大人は疲れている。
だから大人から回復しないと
子どもたちまでエネルギーは回せない。
私は大人が元気になる事が日本の幸福感を
高める事につながると思うよ。
休む事に関してはクロサキさんのこの記事では
努力の代償が心の切り売りになっていないか?
という事で「休息論」として提案しているよ。
読むと今よりもっと自分を大切にしたくなる
心を暖かくする記事なんでぜひ、読んでほしい。
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪
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