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起業したくなってきた!【読書のキロク・Audible】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
「起業」ということを何度か考えたことがあります。
でも、実行したことはありません。
学生時代から、チャンスは幾度となくあったものの、
そんな勇気もなく踏み出せないまま今に至ります。
性に合わなそう。
というのは逃げの言葉でしょうか。
そんな背景のある私だからか、気になって選んだ本になります。
◯今回読んだ本:『明日は起業日!』 著者:森本萌乃 小学館
Audibleで見つけた書籍になります。
表紙のデザインも可愛らしいですが、個人的にはタイトルに惹かれて選びました。
◯概要
コスメ業界で働く加藤スミレは、リモートでゆるく働く毎日にどこか物足りなさを感じていた。
そんなスミレにあるとき、上司から突然の「クビ」宣告が。絶望するスミレだったが、ハローワークや周囲の人の話を聞くうちに、かつて「起業したい」と感じていたことを思い出す。
昔から本が大好きだったスミレ。これはもしかして「好きなことで生きていく」に挑戦できるラストチャンスでは?
転職先も決まらず背水の陣となったスミレは、意を決して起業家の知り合いを訪ねてみるが……。
スキルも人脈もお金もないスミレは、本への熱い「想い」だけで起業できるか!? 貧困、孤独、どん底から這い上がり夢を実現させた女社長の唯一無二のスタートアップ奮闘記! キャリアや恋愛に悩みながらも、資金調達や仲間集めといった困難のひとつひとつに体当たりで立ち向かっていくパワフルな主人公の姿をリアルに描く。
電通での激務を経てオンライン書店「Chapters(チャプターズ)」を起業した著者が、これから起業を考える全ての日本人に贈るビジネス小説。
加えて、
「人とお金と人生について学べるビジネス小説」
というキャッチコピーがついています。
なんか、いろいろ学べそうですね!
◯雑感
どちらかと言うと、私たちの年齢層より、大学生あたりを対象としている感じがしました。
小学館から出てる小説ですし、ひょっとすると中高生あたりを指向しているのかもしれません。
テーマ的には中高生に読んでもらいたいところですが、すこしビジネス的な部分は難しいかもしれません。
なんとなく、これを読んだキラキラ女子大生とかが、起業に向けて動き出したりしたら楽しいだろうなぁ〜。
なんて思いながら読みました。
なんか感想が完全にオジサンじみてきています。
◯経験を小説として伝える
聴きながら、
「きっと起業家さんが書いた小説なんだろうなぁ」
と感じていました。
終わった後に見てみると、やっぱりそうでした。
どこまでが経験談で、どこからがフィクションかは曖昧です。
でも、けっこうリアルなところもあると思います。
なんか、
私の経験をなんとか伝えたい
私の思いをわかってほしい
頑張ってきたことを知ってほしい
感が伝わってきたように思います。
個人的にはそれがすごく素敵でした。
あんまり小説的な、文学的な感じはしない小説でしたが、
筆者の熱い思いを感じた気がします。
もっと言えば、
起業をもっと広めたい
自分のような経験をしてほしい
という思いもあるのだと思います。
こうして経験を世に話せる方は多くはないと思います。
ぜひ、そうした方にはこのように書籍などの形でそれを出していってほしいし、
中高生も含めて、若い方々に吸収してほしいです。
もちろん私もその心を受け取った一人ではありますが、
より若い方々の心には響くところがあるのではないかと思います。
以前、同じように中高生などの子ども向きに書かれた書籍で記事を書きました。
こうして小説という形をとることで、書きたいことを書きやすい、ということもあると思いますが、
一番良いのは子どもが手に取りやすいことだと思います。
私はぜひ多くの方の経験を、小説の形で世に広めてほしいと思います。
◯起業したくなってきた!
ミーハーな私は、こういう本を読むと、自分も起業したくなってきます。
あれならできる、これはキツイか!?
などといろいろ考えてみるのも楽しいものです。
とはいえ、地方公務員の身。
越えるべきハードルがなかなかに高そうな気もします。
それを踏まえてもやってみたいことに出会えたとき、行動できるのかもしれません。
あるいは、本書の主人公スミレ同様に、クビになったことをきっかけに起業に気持ちが向くのかもしれません。
考えるだけ考えて、これまで同様にのうのうと過ごしていくのかもしれません。
まぁ、こんなうちは起業なんてしたらいけないですね。
そんなことを考えた1冊でした!
単行本だとそれなりにお高いようですが、
Audibleなら聴き放題です。
ハードルが下がりますね。
自己紹介はこちらから。