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紀伊国屋NY 大江千里さん「ブルックリンで ジャズを耕す」 イベント
「9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学」を読んで
この本は大江千里さんが、実際にポップスターから、47歳の時に突然、NYの名門ニュースクールに入学されるまでの経緯
入学されてからの学生生活、卒業までの4年半の実話と
その想いがあからさまに描かれています
何度となくやって来る挫折
その時は「もう終わった」とさえ思われる状況の中で、ポジティブに、冷静に立ち向かって行かれる姿がドラマのワンシーンを実際に見ているかの様な描写で、読みながらストーリーの中に入り込んで行きます
なんでこんな表現が出来るんだろう?
作られる音楽と同じ様に心に響く
音楽も描かれる文章も絵も暖かい
しばらく余韻に浸ろう.....
1日の終わりに、少しずつ、少しずつ
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イベントに行って初めて千里さんにお会い出来た記念として買った本
いつのまにか宝物に変わりました
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音楽を聴いていた80年代から約30年後に、千里さんの文章に出会えた事に感謝しています
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こんなに大好きな文章に出会ったのは、群ようこさん以来
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千里さんの文章が読みたくて「ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス」から
「僕の家」シリーズ
出版されている本を全て読みました
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千里節には心にジワっと来る説明の出来ない素敵な
「余韻」
があります
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「Hmmm」とひと息ついて
コーヒーを片手に読みたい
心の中が浄化される様な文章
noteも見つけて、毎日の生活の中で小さなHappinessを沢山頂いています
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朝目が覚めた時に
隣で息をしてる。
それだけで
1日がしあわせなんです。
と、話されていた千里さんの笑顔が忘れられない。