苦手な人が教えてくれること
私にとって、ちょっと苦手だった男性
その人は、厳格で、
自分の想いや考えにそぐわないことが起こると、
周りを諌めたり、
カッとなって感情的な言葉や態度になる人で、
表情も怖くて、いつも戦闘態勢みたいな
だから、
その人に何か頼まれると怖くて断れないし、
その人の期待通りでいる私を演じることで、
自分を守ってました
*
そして、久しぶりに、お願いごとの連絡があったのですが、
ふと、湧いたのは、
「返信したくない」
だったので、無視してたんです
(ごめんなさい💦)
で、数日経って、また、連絡があって、
なんとか、関わらない方法はないだろうか
って考えはじめたんだけど、
いや、待てよ
その前に、
「私は、何を感じてるんだ?」
と、見つめてみることに
そしたら、
ずーんと重い圧力を感じてることに
気がついて
「なんで、私は、こんなにも圧力を感じてるんだ?」
と、掘り下げると、
この文の冒頭と通りのその人に対する
怖いイメージが浮かびあがってきました
あぁ、私は、断るのが怖かったのか
その恐怖から逃げたくて、
その人の連絡を無視していたのか
本当は、断りたいんだ
自分がしたくないことはしたくない
って、その人に言いたいんだ
って、気付くことができました
*
お断りの連絡をしたら、
胸の中にある
石のような冷たくて固いものが、
モフモフのぬいぐるみみたいに柔らかくなるような心地がしました
さらに、
その人を怖いって思ってるけど、
どんな時もずっと怖いんだっけ?
って 考えてみると、
そうじゃないよな
家族の話をしている時は幸せそうだし、
自分の身体の治療の話している時は弱っているようにも見える
その人は、怖い面もあるけれど、
人の痛みもわかる優しい面もある…
私のおじいちゃんもそうだったなぁ~
あ!
私、おじいちゃんとその人を重ねてたのか!
って気付きました
*
私のおじいちゃんは、
家族以外には見せませんでしたが、
怒りの感情表現はとっても豊かな人でした
だから、私は、いつも、
自分の気持ちよりも、
おじいちゃんの期待通りに動くようにしてました
=== ここで、天国に向かって吐き出します ===
子どもの頃の私
小さいさとちゃんになったつもりで
「おじいちゃん!
私は、もう、何でもかんでもあなたの願いを叶える私じゃないから!」
「やりたくないことは、やりたくないって、断る私になるから!」
って、泣きながら
小さいさとちゃんは、
とっても頑張り屋さんで、
家族の雰囲気を良くしようと
小さいながら必死だったのです
=== ここから、小さいさとちゃん と 大人のさとえさん との対話です(笑) ===
さとえさん:(抱きしめるように、よしよししながら)
「よく頑張ったよ、えらかったよ」
「なんとかしたかったよね」
「小さいのに自分の気持ち我慢して、ワガママ言いたかったね」
(しばらく、繰り返してたら)
さとちゃん:「なんで、私の気持ちを無視してきたのよ!」(まぁまぁ、怒っている)
さとえさん:(慌てて)「ごめん!ごめん!」
「本当は、おじいちゃんに、やりたくないって言いたかったね!」
「これからは、自分の気持ちを優先にしてくから、許してー」
さとちゃん:「これからの頑張り次第で、許してあげる」
って返事が来た気がしました
さとえさん:(心の中で(この対話自体が心の中なんだがw))
「えー、許してくれないんだ…」
*
こんな対話をしている私を
やべーヤツって思う人もいるかもしれないけど、
私は、脳内にはいろいろなキャラクターの私がいると考えていて、
それぞれのキャラが対話をすることで、
自身のメンタルケアをしています
今回は、苦手だった男性のおかげで、
小さい頃の私は、相当、傷ついたんだな、
と、改めて認識することができました
相手の期待に応えることで自分を守ってきたつもりが、
逆で、自分の気持ちを無視してきたことが、
自分を傷つけてきたんだと
気付かせてくれた男性に感謝です😊
*
私は、モヤモヤすることが起きたら、
今回のように、
自分の心の傷を見つけて癒すようにしています
(許してもらえなかったので、今後も続きますw)
すると、なんだか、スッキリ心が軽くなる
自分が見ている世界がより安心な世界になったような気もします
誰にでも当てはまる方法ではないと思いますが、
誰かの参考になれば、嬉しいです💕
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