関係保存の法則
さっき公園の横を歩いているときに思ったのですが、私は友達との関係を深め、発展させていくことが得意です。
中学校からの友達とも深い関係を築き続けています。今も、昨年の五月の飲み会で知り合った勝機と一緒にスタバで勉強をしています。再来週の火曜日には、今週の月曜日に英語の授業で初対面で友達になった人と最高裁判所デート(裁判傍聴)へ行きます。
その一方で、恋愛関係に発展すると短命に終わります。いったいどういう因果なのでしょうか。平均したら半年くらいかもしれませんが、中央値で行ったらおそらく4カ月前後です。
交友関係と恋愛関係でどうしてこうも異なるのでしょう。
仮説①母数の違い
第一に考えられる要因は友達候補と恋人候補のそもそもの母数の違いです。友達候補は恋人候補に比べ格段に多いです。その中から気の合う人を選ぶわけですから選択肢が多いです。故に相性の合う人を見つけ出すことが容易なのかもしれません。
では、恋愛関係を長く気付いていくためには恋人候補の母数を増やせばいいのでしょうか。現実的に答えはNOです。恋愛を繰り返しケーキのろうそくを増やしていくうちに私たちは、自分に適した人の像が次第に形成されていきます。
最近思うことなのですが、年齢を重ねるごとに恋愛関係に発展させることのできる人の母数は減っていくのではないでしょうか。
以前は、男性は年上の方が持てるから年を重ねるごとに選択肢が広がるのだと思っていました。
実際には確かに対象の年齢は広がるかもしれませんが、具体的な人に関しては同様には言えないのです。
いうなれば、肉類に魚介類、野菜に果物など食べることのできるものは増えたのですが、具体的な食にこだわるようになっていったのです。回るお寿司はもう食べられない!って感じです。(あくまでたとえです)
仮説②選球眼
別れるって言うことは自分自身とパートナーガ合っていない、少なくともその時点ではマッチしていない状態だと私は考えます。
要するに、ど真ん中のストレート化と思ったら手元で急激に曲がりストライクゾーンを大きく外れるカーブだったわけです。
或いはあなたの描くストライクゾーンがあまりに広いのかもしれません。大谷選手であればボールゾーンに外れたボールをホームランにすることも可能ですが私達では三振するのが関の山です。
恋愛は友情に比べて瞬発的に築かれるものなのだと思います。昨日まで友達だったとしても、具体的に告白をして了承を得たらその瞬間に一気に関係性が恋愛というものに変態します。(決して昇華とは言いません。)
急激に形成される感情だからこそ、急激に喪失してしまうこともあるのではないでしょうか。
では、友情のように少しずつ育んでいけばよいのでしょうか。それはなかなかに難しいのではないでしょうか。性質的にです。
少しずつ関係性を深めていったのであれば、恒常的な友情関係をどうして恋愛関係という不確かなものに変換しなければいけないのかと私は思ってしまいます。おそらくこの思考様式が私の恋愛が長続きしない要因なのではないかと思います。
恋愛を衝動的なものとカテゴライズしているからこそ瞬発的に行動し、判断したくなるのです。
ただ、先ほども述べたとおり、恒常的な関係を築くことができているのならわざわざ冒険に出たくなくなってしまう性分なのでその辺はゆっくり検討していきたいと思います。
その意味では
恒常的な友情関係>恋愛関係
という構図が私の中で出来上がっているのかも知れません。
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