0からシリーズ「飲み込み」


閲覧して頂きありがとうございます!
言語聴覚士のロバです!

今回は0からシリーズ「飲み込み」についてコラムを書いていきます!


はじめに


 「飲み込み」についてのコラムを作成するにあたり…「飲み込みの仕組み」を簡単にでも知って頂くほうがイメージがしやすいと思い、今回のコラムを書くことに至りました
しかし「飲み込みの仕組み」は専門性がありますので…専門性レベルを提示させて頂きます!
読んで下さる方々の参考にして頂けたらと思います

専門レベルについて

以下のコラムに詳細を載せていますので良ければご覧になってください!


0からシリーズ「飲み込み」 ★レベル


 私は言語聴覚士という仕事を知るまで飲み込みの仕組みを意識したことはこれっぽっちもありませんでした…考えることほぼなくないですか?(笑)

飲み込みの仕組みは…
「5期モデル」と言うモデルに当てはめて考えることがあります!
今回「5期モデル」とコラムの内容に若干ズレがあル箇所もあるかと思いますが…あくまで初めて「飲み込み」のコラムを読んで頂いている方向けに記載にしています!参考にして頂けたら幸いです!
では早速本編へ!


「目で見て味わう、楽しむ」


これが飲み込みの第1ステップです!

写真のおせち料理を見て下さい
例えば…
「この焼き魚美味しそう!」
「このレンコンなんだか大きい」
「なんだか凄い硬そうだけどにぼし食べられるの?」など食事を目の前にしたら色々と感想が出てきますよね!
食べ物に対する印象が食欲を沸き立たせますし、逆に食欲が減ったりします
また口に入れる前に食べ物を食べる準備が自然と始まります

5期モデルでは「先行期」にあたります!
簡単な説明はイラストの通りです!

「食べ物の味や食感を楽しむ」

これが飲み込みへの第2ステップです!
「この魚塩味が効いてて美味しい!」
「このレンコン味が染みてる!」
「煮干しも硬いけど案外いける!」など
口に入れた瞬間に味、食感などを感じます
食べて大丈夫か不安な場合は恐る恐る口に運んで確かめますし、好きな食べ物だったら口に含んでテンションも上がりますよね!

「食べやすく噛む」

これが第3ステップです!
「この魚結構骨多いから気を付けて食べないと」
「レンコンを喉に詰めないようにしないと」
「結構にぼしが固いからしっかり噛まないと」など
喉に詰まらせないように食べ物を噛んで飲みやすくしています

第2ステップ・第3ステップは5期モデルの
「準備期」「口腔期」にあたります
簡単な説明はイラストの通りです!

「ゴックンと飲み込む」 

これが最終ステップです!
飲み込む動作は反射的な動きを取りますので
「うわー!喉に骨が引っかかった!」
「レンコン喉に詰まりそうだったな…」
「人参食べやすくて美味しかった〜」
「噛めば噛むほどにぼしの味がでてよかった」など
飲み込んだ後に食べ物の感想が出てくるわけです
5期モデルでは「咽頭期」「食道期」にあたります
簡単な説明はイラストの通りです!

まとめ

飲み込みの流れは以下のスライドの通りです!

「5期モデル」は「先行期」・「準備期」・「口腔期」・「咽頭期」・「食道期」の5つのステップを踏んで飲み込むというモデルになります!

「5期モデル」の詳細は専門性★★〜★★★にあたるので今回は説明を割愛していますが、また別のコラムで説明させて頂けたらと思っています! 

 大まかではありましたが飲み込みの流れを今回のコラムのテーマにさせて頂きました!
ここまで読んで下さり本当にありがとうございます!
 
 医療・福祉に関わる皆様、専門職の御先生方
これから言語聴覚士などの医療職を目指そうと志している方
 介護など退院後の生活に疑問や不安がある方読んで下さる皆様からのコメントが勉強になりますので是非コメントを頂けたらと思います!
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参考文献


才藤栄一ら、摂食・嚥下リハビリテーション第3版、医歯薬出版、2016

コラム紹介

※noteへの投稿を誘ってくれた「カチョー」の記事です!良かったらコラムを覗いてあげてください!


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