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猫背は肩の問題だけじゃない話

▪️最初にこんな人にオススメ

・猫背が気になる
・猫背の仕組みを知りたい人
・猫背の予防で大切なことを知りたい人

それでは説明していきます!!

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猫背

 スマホなどの普及により、猫背に悩まされてる方が増えてきています。他にもデスクワークや座ってることが多いために猫背になってしまったりもします。
女性になりがちな姿勢不良ですが、最近の若者では男性もかなり猫背増えてきており、姿勢不良の中でもダントツに見られます。

男女共に見られる不良姿勢で、悩みとしても多くなっています。


1.猫背の定義

上部体幹が屈曲位の状態
首が前方に出ており、肩甲骨が外転、前傾、胸椎が屈曲位、骨盤後傾になっている姿勢

2.猫背になる原因

・環境による不良姿勢維持
・首や肩、腕の運動不足
・背中や肩の筋力低下
・胸や首、肩の筋肉の短縮、柔軟性低下

2.1.環境による不良姿勢
冒頭でお伝えしましたが、デスクワークやスマホの操作が増え、不良姿勢になりやすい環境で猫背になりやすくなっています。また、元々、日本は農作業や漁師など仕事や床に座っての生活が多くどうしても身体が前かがみになる事が多い生活スタイルでした。

人の身体は環境に適応していく能力があります。文化や生活習慣は大きな影響があると言えます。

2.2.首や肩、腕の運動不足
猫背の方では首や肩、腕を一定範囲しか動かさない人がかなり多く見受けられます。
運動不足が生じると動かさない部分への血流量が低下し組織自体の老化や劣化が進んでいきます。
老化や劣化が進むと筋肉の繊維化(パサパサ、ボロボロ)が始まり、筋が固くなったり脆くなったりしていくので症状の慢性化や筋の断裂などもしやすくなります

2.3.背中や首の筋力低下
猫背になっている人は背中や首の筋力が元々低下していたり、猫背が原因で低下したりしています。

筋力が低下しやすい筋
・菱形筋
・前鋸筋
・僧帽筋

2.4.胸や首、肩の筋肉の短縮、柔軟性低下
筋力低下を起こしていると筋力低下を起こしている筋の拮抗筋が過緊張が起き、短縮が起きたり柔軟性が低くなります。

筋の短縮や柔軟性低下しやすい筋
・後頭下筋群
・小胸筋
・肩甲下筋
・小円筋
・大円筋
・三角筋前部
・上腕二頭筋

3.腰や骨盤の硬さの影響もある
猫背と言われると腕や肩、首などが問題だと思われやすいのですが、実は腰や骨盤も大きく関与しています。腰や骨盤の柔軟性を保つ事も必要です。

4.症状
・頭痛
・首こり、肩こり
・腰背部痛
・めまい
・ストーレートネック
・手の冷え


5.治療・予防
・環境を変える
→(パソコンやスマホの位置を目の高さにする)
・長時間同じ姿勢をしない
・肩や首の運動を定期的に行う
→肩を回したり、首を回したりする
・全身的なストレッチを行う
・肩甲骨周りの筋の筋力トレーニングをする
→腕を上げた状態から肘を曲げながら下ろす
→壁を押す

6.まとめ

猫背のような姿勢不良が起きると筋や関節の機能が低下し様々な症状が出たりします。高齢になると円背や首下がり症候群などにも繋がりますので運動やストレッチ、環境を変えるなどの予防を行い、良い姿勢を目指しましょう。

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最後まで読んで頂きありがとうございました!
猫背について少しでも

・理解できた
・猫背改善した方がいいのかな
・猫背のリスク

などが伝われば幸いです!

また次回もお願いします。

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