グラノる
君はグラノーラのことを知っている、と胸を張って言えるだろうか。
正直に言おう。
私はグラノーラのことを、何も知らない。
知らないまま、グラノっている。
グラノる日も、グラノらない日も、あなたはグラノることを誓いますか。
いいえ、グラノりません、勝つまでは。
意味がわからないので、意味のわからないことを言ってしまえるほど、グラノーラのことを私は知らない。
さてはて、私は理解していないが、グラノーラの意味は一般常識なのだろうか。
世間の常識、私の非常識。
知らなくても、大丈夫。
最近は文明の力により、指だけで情報を知ることができる。早速、私は調べてみた。
グラノーラとは、穀物をオーブンで焼いたもののことらしい。
ふむ。理解した。
これは私でも作れそうだ。
よく分からないけど、そんな気がした。
それに、我が家には使いきれないオートミールが冷蔵庫に眠っている。
グラノーラの作り方は簡単。
手順通りに作り、冷めたら、いい感じに手でほぐす。
無糖ヨーグルトに自家製グラノーラと、プルーンをカットしたものをのせて食べた。めちゃくちゃ体にいいことをしているオシャレな人っぽい。インフルエンサー的な。
今回、グラノーラを調べ、グラノーラをお手製で作ったことにより、私はグラノーラのさわりを理解したことになるだろう。
今後、私は胸を張って、グラノることができる。
次は、グラノーラの正しい発音について、確認すべきだろうか。
やっぱり、巻き舌かなぁ?
グルァノォゥルァ的な。