自己肯定感ゼロからの再生~SIY1dayワークショップでの気付き~
自己肯定感、自尊心ゼロだった人間が約2年前に12年勤めた会社を退職し、自分らしくありのままに生きる道を模索中の日々を綴っています。
先日、SIYの1Dayワークショップに参加してきました。
SIYとは、Search Inside Yourselfという、もともとGoogle内で開発された神経科学に基づく感情知能とマインドフルネスのトレーニングプログラムのことです。
今年の3月にオンラインで、このSIYのトレーニングを受けました。
その時に登録したメールマガジンで、SIY日本上陸10周年記念企画として、
マインドフルネスと自己実現~自分らしく生きる喜びと葛藤に向き合う~
という対面での1dayワークショップが行われるということを知りました。
そのメールを受け取ったのは6月末で、すぐに申し込めば早期割引が適応され2万円弱で申し込めるとのことでしたが、「うーん。2万か…。収入がほぼなく貯金を切り崩して生活している今の私が、この金額を使ってもよいものだろうか…。」と悩んでいるうちに、早期割引適応期間が終わりました(笑)
ちょうどワークショップの参加を悩んでいたに時期に、かつての職場の後輩から飲み会に誘われました。
一緒に働いていた時には、お互いに愚痴を聞き合って、支え合って何とか日々の業務と共に戦っていた大切な後輩です。
私にとっては、彼女の寛大な考え方や人との接し方にたくさん影響を受けて、とても尊敬していた人でもあります。
退職後もその後輩を含めた3~4人で、何度か飲みに行きました。
ただ最近は、彼女たちの職場の現状を理解してあげることもできず、今は環境も異なることから、同じ時間を共有しているときに違和感を感じることが多くなっていました。
そんな後輩から半年以上ぶりに飲み会の誘いがきました。
私は、その誘いがきた時にすぐに『今は節約しないといけないし、行けないな』と心の中で思い、その旨を伝え断りました。
ここで、ふと『以前だったら、同じ状況でも迷わず飲み会に参加していた。SIYのイベントは費用が高くても参加しようか悩んでいるのに、飲み会は即断るなんて不思議だな。』と自分の変化?のようなものを感じました。
その後、飲み会を断って節約できたしと自分に言い聞かせて(笑)
思い切ってSIYの1dayワークショップに参加することに決めました。
最初にSIYに参加した際は、オンラインのみで対面での参加は初めてだったので、行く前までは少し緊張しました。
幸い、以前のSIYの講座の中でバディとなった方も参加するとのことで、そのバディの方にも会えるのも楽しみにしながら当日を迎えることができました。
会場には、既に10数名の方が来られていました。
初めて対面でお会いする代表の方々2名にご挨拶させていただき、着席しました。
講座の詳しい内容については記載できませんが、とにかく最初から最後まで穏やかな時間が流れていました。
特に、前日まで副業でストレスフルな関係の中で仕事をしていたので、余計に落差を感じたのかもしれません(笑)
でも、これまでに他の団体のワークショップのようなものにいくつか参加したことがありますが、そこにいる代表の方や参加者の方々が作り出す空気感のようなものでこんなにも場の雰囲気が変わってしまうものなんだと感じました。
講座の内容も、今の私の進みたいのに進めないという状況にどんぴしゃな内容で、講座内の言葉の多くが心に刺さり、たくさんの気付きを得る時間にもなりました。
私は、前職で適応障害となり12年勤めた会社を退職することを決意し、今は様々な迷走を経て創業しました。少しずつ前に進んでいるようにも思っていましたが、ずっと心のどこかで、適応障害になった自分自身を責めていたのかもしれないです。
たった1日の出来事でしたが、穏やかで自分の思いをありのままに表現できる場に参加できたことで、『これまで苦しかったのは、ただその場所や環境が自分にとって合わなかっただけなのかも。こうやっていろんな場所を探し続ければ、自分に合った場所、居心地のいい場所が見つかるのかもしれない。』とも思いました。
このワークショップに参加する前は、創業したにも関わらず、進みたくてもなかなか前に進めない今の状況に焦りや苦しさを感じていましたが、今はこれも大切な時間だと捉え、進みたくても進めないともがいている今の自分も大切にしてあげたいな、と思っています。
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