【間違ったお金の話】国の借金は国民の借金ではない。
毎日投稿52日目です。
5分で読める記事を目指して書いていきます。
今回は国のお金の話です。
【30年も続くデフレ】
現在の日本は30年間もデフレが続いている。
「失われた30年」
デフレとインフレとは??
・デフレ(現在)
「需要が低く、供給が高い状態」
例えば、このコロナ禍での飲食店を例にしよう。
現在、緊急事態宣言で飲食店の多くは休業を強いられているだろう。
― 休業するということは、仕入れをしない。(需要が低い)
― 仕入れがなければ、卸している農家に野菜が大量に余る。(供給が高い)
― 農家は余っている在庫を少しでも多く売りたいから値段を下げて売る。
― 例え、売れたとしても売上は低く赤字になってしまう。
物がたくさんある ― 欲しい人がいない
これがデフレ。
・インフレ(バブル)
「需要が高く、供給が低い状態」
これもコロナ禍のマスクを例にしよう。
転売ヤーが輝いた(悪い意味で。)出来事だっただろう。
― コロナウイルスが流行し始めた時、皆がマスクを求めて買い占めが各お店で起こった。(需要が高い)
― 一方、急なマスクの売り上げに製造が間に合わない。(供給が低い。)
― 物の数(供給)が少ないからマスクの値段が高騰。
― それでも欲しい人がいるから売れ、高値で売れることによってマスク業界は儲かる。
物価が上がることによってお金がよく周り、景気が良くなる。
しかし、上がり過ぎると買える人と買えない人がでてきて、貧富の差が生まれてしまう。
物が少ない ― 欲しい人が多い
これがインフレ。
バブルを経験していない若者は、今の経済が危機的状態だと思いにくだろう。
生まれてから今まで、このような状態では政治にも興味が湧かないにも無理はない。
「政治に興味がない。」
「誰が総理になっても変わらないでしょ。」
気持ちはわかる。だが、その考えは政治家の思う壺なのだ。
選挙で勝てば思い通りに政治を動かせる。選挙で勝つためには、過半数の票を取ればいい。
過半数とは、「半分よりも多い数」
100人投票したとしたら、51人以上の票を集めれば勝ち。
興味がない人が投票に行かなければ、取らなければいけない票を減っていく。要は勝ちやすくなる。
直近の日本の投票率は約50%。(世界で140位くらい)
50%ということは、26%の票を集めれば勝ち。
例えば、全国民が投票したら100%となる。
51%の票を集めれば勝ちだが、今より集めるのは難しくなる。
日本の経済に不満があるなら選挙にいけ!!
私たちには国を変えられる力(権利)がある。
それが「選挙権」だ。
興味がないと言って、選挙に行かなかったら一生この国は変わらない。
、、、、、。
熱くなってしまった。。。
話を戻そう。
【経済回復をさせたいなら金を刷れ】
ただでさえ、景気が悪い時期に追い打ちとなるコロナショック。
このままでは、日本人の多くは貧困で苦しむだろう。
国民を救う方法はしっかりある。理想ではなく実現できる。
景気を回復させるには、金を刷って(国債発行)国民に配るのが手っ取り早い。
国民に定期的なお金が入れば、消費に回す。
今の政権やメディア洗脳を受けた人はこういうだろう。
「国債発行って国の借金を増やすってことだろ?」
「今の若者に借金を払わせる気か!!」
現在の副総理、財務大臣である麻生太郎さんも同じようなことを言っていた。
給付金を配布を否定した時に、
「後世の人たちに借金を増やすのか?」と言っていた。
おかしいな~~??
麻生太郎さんは野党時代にこんな名言があったよな?
「日本は自国通貨で国債を発行している。(お札=日銀券を)刷って返せばいい。簡単だろ」
「日本の借金は970兆円に膨らんだが、金利は上がっていない。日本は財政破綻の危機ということはない」
この頃は正しいこと言っていたのに、、、
なぜこうなった(笑)
タイトルで言ったように、国の借金は国民の借金ではない。
現在の国の借金(国債)は、1200兆円。
国債の9割は国内で保有しているものだから、別に返さなくてもいい。日本の「円」は自国通貨なのだから、どんどんお金を刷ることができる。
無限に刷れば、国の借金は無限に増える。
だから国の借金は借金ではないし、国民が借金を返す必要はない。
仮に日本の通貨がドルだった場合
ドルはアメリカの通貨。
日本が経済政策でお金を投入しようとしたら、自国でドルは刷れないからアメリカからドルを借りなければならない。
この場合だと、借金と呼ぶ。
実際にギリシャはこれで財政破綻した。
ギリシャは元々、ドラクマという自国通貨をもっていたが、自国通貨を放棄して共通通貨ユーロを採用した。
ユーロは、欧州中央銀行でしか刷れないから、ギリシャは欧州中央銀行から借りる。つまり借金をしなければいけない。
日本は自国通貨の円をもっている。国は自分たちでどんどん刷れる。
もし、国民が返済しなければいけなかったら、
1人当たり、1200兆円の借金なら約983万円払わなければいけない。
もし、財政破綻するとしたら。
もうとっくに財政破綻している。
明治時代と現在の借金を比較すると、約3740倍になる。
こんなに増えているのに財政破綻をしない日本は、
しぶといだけ?他国からの支援?
ノーだ。
自国で通貨を発行できるから。
「それなら無限にお金を刷ればいいじゃん!!」
こんな声もあるだろう。
だがこれをすると、
・お金がただの紙切れになる。
・物価が上がる。
・貧富の差が大きく開く。
もし米が5キロ100万円だったら誰が買える?
貴族やお金持ちにしか買えない。
だから限度がある。
ちゃんとルールがある。
「インフレ率2%」
日本銀行法では、日本銀行の金融政策の理念を「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」としています。
物価の安定が大切なのは、それがあらゆる経済活動や国民経済の基盤となるからです。
引用:日本銀行HP
https://www.boj.or.jp/mopo/outline/qqe.htm/
つまり、インフレ率2%になるまでお金は刷れる。
コロナ収束まで、毎月給付金を配ることができるのだ。
日本では、給付金は一度しか配られていない。
政府は、国民が貯蓄に回すと懸念していたが、こんな不安なご時世に貯金する方が正常な判断だ。
だから国民の不安を取り除くためにも、コロナ収束まで毎月配る。
それで筋が通る。
そこまでして、
「家からでないでね~!」
「お金はしっかり使ってね~!」
これなら国民は納得する。
生活の保障は大前提だ。
給付金を一度しか出していない、しかも少額。
こんな国は他にない。
何度でも言ってやる。
これは自民党政権の「人災」だ。
【おわりに】
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
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