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四国カルストと仁淀ブルー@高知-「究極の自由きまま旅」車中泊で四国一周③-



「天空への道」
「その美しさは日本のスイス」



そう称される四国カルストは、四国旅に絶対に組み込みたかった。


カルストとは、石灰岩が地表に露出している特殊な地形のことだ。


標高が高い四国カルストでは、
白い石灰岩がヒツジの群れのように見えるカルスト特有の景色が放牧されている牛とあいまって、スイスのような牧歌的で壮大な景色を臨めるという。


さて、四国旅行2日目。

今日も今日とてロングドライブで、四国カルストに向かう。
あまりにも車中泊が快適すぎて、なんと9時に起床。
旅は早起きして時間を有効活用したい派のわたしが…。
恐るべし車中泊。



車の助手席から見える景色は山・森・山・森
四国ってこんなに自然豊かだとは知らなかった


途中で、道の駅「布施ヶ坂」に寄り道。
ここが本当にもう、★5つのすばらしい道の駅だった。


良い道の駅の3大条件(勝手に決めた)とは、

1 地元の野菜や特産品を販売している。
2 手作りアイスクリーム(ソフトクリームでも可)を販売している。
3 その道の駅でしか食べられない名物グルメがある。

である。


ここ、道の駅「布施ヶ坂」はすべての条件をハイスコアでクリア。

日本さいごの清流と呼ばれる四万十川の源流点とあざながついている。
さといもを擦って胡麻担々麺に入れたもの
クリーミーで超おいしかった。
家に帰ったら作りたいと思えるものに出会える旅って、良い旅だ。
手作りアイスは栗を食べた。
道の駅の手作りアイスは美味しいのは、宇宙の法則。
つの茶ラテ
これもお茶の味が濃くて、美味しかった〜!

ここでお土産に購入した燻製ナッツが自分の中でミラクルヒットだった。

正直にいうと燻製ナッツはジャンクな製品が多い気がして、自分ではあまり買わない。

でもこのナッツは品質や製法にこだわって、丁寧に作られている。
一口食べれば、そう感じることができる。


「周りに伝えたくなる感動の香り体験」と銘打っているとおり、真空パックされた袋を開けた瞬間に、「たった今、燻製してきました!!」みたいなフレッシュ(?)な燻製の香りがぶわっと広がった。

こういう地方の名品と出会えるから、道の駅めぐりはやめられない。

▼オンラインでも購入できるみたい(売り切れ御免)


そんなこんなで道の駅に1時間も滞在してしまった。





四国カルストは標高が高いので、狭い山道を登っていく必要がある。
大きい車だとすれ違うのも大変で、神経をすり減らす運転が続く。
運転が苦手な人は気をつけて行ってきてください。


眺めがもう最高!
通称「天空への道」
どんどん標高が上がるから、文字通り天空に向かって進む
眼下には、四国の山々が連なる
たしかに白い石灰岩が羊に見える……!!
どこまでも広がる青空
ただただ美しい。
標高が高いので、寒いくらいのさわやかさ。


念願の四国カルスト。
ついにまみえることができた。




ちなみに盲点だったんだけど、四国カルストは観光客がすごく多かった。
四国カルストへの道は狭い山道が続くので、渋滞したらとんでもなさそう......


もし訪れるときは早朝に行くなどして、人と車の混雑を避けたほうが、もっと絶景を楽しめるかもしれない。



さて、もともとは四国カルストのあとは、愛媛に向かう予定だったけど、香川に戻り、瀬戸大橋経由で帰ることに。
急に予定を変えられるのも、車中泊ならでは。



というわけでルートの途中にある「にこ淵」へ。「にこ淵」には高知でしか見られない幻の青の色彩、「仁淀ブルー」を(運がよければ)見ることができる。


高知には、日本一水がきれいな川といわれる仁淀川がある。その青とも緑とも見える不思議な色合いと透明度から、仁淀川の美しさは「仁淀ブルー」と呼ばれている。





早朝より太陽の高度が高い12時過ぎに行くと、美しい仁淀ブルーが見えるらしい。


曇りのときに訪れた友人が、普通の滝だったよ、と言っていたけれど、今回は晴れてるし、理想のタイミングである12時過ぎに到着できそうなので、向かうことに。


今回ずっとドライバーをしてくれた夫は、わたしが遅く起きたり、道の駅で時間をつぶして時間を調整していたとブーブー言っていたけど、
決してそんなことはないよ????

道の駅でちらっと「あーもうこんな時間になっちゃったなあ!これはもしや…?あるか…?」とよぎったのは事実だけど。笑


途中にあった「西谷農産物直売所 ししまる」で焼きたてのよもぎもちに出会えた。
とっても美味しいのになんと100円!



またもやファミリーバンでは、かなり狭い山道を進む。
なにかに導かれるように(笑)、見事に13時に「にこ淵」に到着。


「地元の方は近寄らない神聖な場所です。」って言葉のインパクトがすごい。
本当に近寄らないのかな?
教えて高知県民の方~。


さあ、果たして仁淀ブルーは見ることができるのか…





うわーーーーー!キレイ!!!
仁淀ブルー…
と認定していいよね?!?!
この青を求めて、やってきた。
なんっっって美しいの。



にこ淵自体は、小さい滝壺なので一目見て写真を撮るくらいなら15分もかからない。
ここも人で溢れかえっていたので、早々と退散した。



さて、香川県経由、瀬戸大橋経由で帰ります。




そういえば、地元のスーパーで買った、ドライブのお供たち。
ご当地ヨーグルトドリンクのリーブルとコーヒーオーレ。

旅に出たら地元のスーパー巡りはかかせないってことで。



龍馬1865はノンアルのビールだ。
これがやたらとおいしかったから、これだけはnoteに書きたくって。

飲んでみると、
小麦のコク、ホップの苦み…


というものはなく、

「.......う~ん、これはビールなのか????」

と思う。
なんというか、子ども用のビールの甘くない版というか。でも絶妙なドライさがやみつきになるというか。不思議だけどおいしい。

アルコールが飲めない方でも(運転中でも!)ビール気分を美味しく味わえるシロモノ。

ちなみに探してもアルコール入りはなかった。
ノンアルコールがあるのに、そもそものアルコール版がないのもまた不思議なんだ。


高知が生んだ狐につままれ不思議ドリンク、龍馬1865を見つけたら感想教えてください~!



四国旅行記、完結です。
勢いと憧れでトライしてみた車中泊が、意外と快適でよかった。秋〜春の寒すぎない時期がよかったんだろう。

今回四国で見つけたイチオシのおみやげはこちら。

ヤドンの手袋。
中はふわふわで思ったより寒さを防げそう
スマホを触るようの穴空いている
子供用サイズもあるから、お子さんとおそろいにも。



ヤドン。


なんでやどんなんだろう?と思ったら、
ここは香川。うどん。やどん。



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▼四国旅①


四国旅②

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