世界で一人だけになれる時間
おはようございます、さんくです。
僕は、お正月の静けさが大好きです。日中はダダ混みしてる神社や街の中心のご飯屋さんに行くんですが、夜が更けて地元に戻ってくると急に静かになる、あの感覚。
みんな仕事も休みで、通勤の人達や出歩いてる人も少ない。
僕は、夜11〜12時くらいから1時間ほどのランニングを開始します。スマホを持って耳にイヤホンをつければ準備オッケー。
さあ外に出てみれば、誰一人いない空間。そこそこ都会のはずなんですが、辺りを見回しても誰もいません。
イヤホンをつけてますが、安全のため外部の音も聴こえる仕様で、全く雑音は聴こえず、イヤホンからは心地の良いラジオのDJの声が聴こえてくるだけです。
誰にも会わないし、唯一の雑音といえば遠くの車の走り過ぎる音くらい。
その中でランニング開始。
まずは、ラジオのDJの声は拾いつつ、頭で少し副業の進捗の整理。
◯◯をこれまでやって、今月の着地はこれくらいかと、大して力まず、まぁまぁと思えば、頭は次の考え事に移ってます。
今日の人混みの神社、街の空間と今置かれた誰一人いない空間の差があるほど、感情はワクワクして少し感傷的で、思い出が心地よくて、あの時間がいつか失われないか不安になって、いろんな感情がごちゃ混ぜになり、総合的に気持ちいいが優勢になり、また次の考え事に移ります。
さすがに、走ってるもんだから、いつまでも心に余裕があるわけでもなく、体力を使ってる分、思考力は少しずつ鈍ってきます。
だいたいこれくらいから、頭でごちゃごちゃ考えなくなった分、今までラジオのDJの言ってることが6くらい拾えたものが8くらい頭に入ってくるようになります。
40分も過ぎたら、聴くのも程よく疲れてきて、音楽に切り替えます。
最新の曲は聴きません。ハズレた時、曲を変えるのにイヤホンをタッチ(またはスマホを触る)するのが面倒くさいし、どんな曲に出合えるんだろうと構えるのも疲れます。
自分の心地よい思い出の曲やサビが好き過ぎる曲をまとめてるので、それを流して遠くの景色を見ながら走ります。
昨日は空が澄んでたので、星がよく見えました。誰もいないとはいえ、立ち止まって星を眺めるのも、誰かに見られたくないし(少し気持ち悪いし!)と思いながら、空を見ながら走ります。
走った距離の数km中は、誰もいなくて、無音(歌もラジオも心地よすぎて)で、走ってるから風も気持ちよくて、星がみえて、雲の行方を追うのも自然を感じられて、全てが最高。
心をリセットしてくれて、自分と向き合えて、自分だけの時間が取れて、雑念が排除されて、心が乱れる理由が見つかりません。
正月が過ぎれば、ポツポツ人とすれ違うことになりますが、夜の時間なんて、いつも2、3人程度です。今日も走ります。
僕が毎日、心が整う理由です。