![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125174694/rectangle_large_type_2_a90627d2cc26a2e3aa65dd71aa1c9806.png?width=1200)
フリークライミングと出会って(100年の自画像)
学習院大学山岳部 平成12年卒 小川彩(旧姓:山根彩)
簡単にはあきらめないねばり強い性格が合っているのでしょうか。
自分の持っている技術と精神力をぶつけて、華麗なムーヴで垂直の壁を登っていくフリークライミングに、今一番楽しさを感じています。
私の岩登り初体験は三つ峠。白い霧の中にそびえたつ壮麗な姿と、黒い岩肌を見た時には、想像もつかない世界への好奇心でゾクゾクしました。ホールドの掴み方や、立ちこみをまったく知らないものだから、期待通りにはいかず、一時間以上をかけてやっと登りつめた程でした。
それでも自分の技術を高めたいという向上心にかられて、帰ってから一週間というものは練習の毎日でした。
練習を重ねてグレードを上げていくにつれ、登りたいという欲も強くなり、本当にフリーがおもしろいと感じる様になりました。
私がフリーに興味を持った理由には、フリーは他人がやらないマイナーで、かつ新感覚のスポーツがというところにあります。
テニスのストロークに細かいフォームがあるように、普通のスポーツ同様、フリーにも様々なテクニックがあります。
けれどもフリーでは、個人の体格差と技量によって自分に合ったムーヴを探して、それぞれ個性的に自分のクライミングを作り上げていきます。
加えてフリーにはルートのグレード付けにより他人との比較が容易にできるなど、「見せる」新体操的要素がある点で沢登りなどとも異なり、またそこに面白さがあるのだと思います。
山岳部に入ってフリーを始めてから、身体も少し逞しくなり、手足の傷も絶えることがありません。
女らしさを残さなきゃ、と思いつつも、カラビナが触れ合う金属音に喜びを感じながら、人口壁に通ったりしています。
様々なムーヴを学んだ今、約4カ月前の初めての岩登りで自分がどう登ったのか全く覚えていません。それでも、私を感動させ、興味を持つきっかけを与えてくれた、壮麗な三つ峠の岩場は忘れられません。そういうステキな岩場にこれからも沢山登っていきたいと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1703135548733-M0fWo3kipm.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703135606431-kVEOqPCPlM.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703135699552-X596t4v3y1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703135765039-y8Jexyg6B7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703135802491-w81cKHISnL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1703135842808-OvmtV7ja4f.jpg?width=1200)
#学習院大学 #学習院高等科 #学習院大学山岳部 #学習院高等科山岳部 #学習院山岳部 #学習院山桜会 #山桜会 #大学山岳部 #高校山岳部 #登山 #アウトドアでたのしむ #アウトドア #山であそぶ #山岳部 #山 #自然 #フリークライミング #クライミング #小川彩 #山根彩 #内野麻衣子 #脇坂麻衣子 #柴田由布子 #部活の思い出