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【マグロ*リスペクト】SANKO初のマグロ専門店がオープン! Vol.63

SANKO MARKETING FOODSは、豊洲市場の大卸である「綜合食品」と、浜松で40年続く仲卸の「SANKO海商」をグループに持ち、漁業~加工製造~販売までを一気通貫で行う独自の流通網とそれぞれの強みを生かし、水産業の活性化に日々全社を挙げて取り組んでおります。

当社はこれまで『とる・うる・つくる、全部SANKO』をスローガンに掲げ、【アカマル屋鮮魚店】や【まるがまる】、【湘南台 酒場】、【宮益坂下 酒場】などで鮮魚・寿司をご提供するほか、豊洲市場横【炙り屋 鱻(せん)】では炙り魚や出汁天ぷら串などを食べ歩き用に、さらには自社船団から届く鮮魚を販売する鮮魚店【サカナタベタイ】などを展開してまいりました。

そして、2024年8月19日、SANKOグループ各社の力を最大限活用し、魚の王様「マグロ」に特化した専門店【マグロ*リスペクト】を満を持してオープンいたしました。
どのようなお店なのか、ご紹介いたします。


マグロという食材への敬意

日本人が最も好みよく食べる魚は、やはりマグロではないでしょうか。
マグロは古くは縄文時代から食べられていたとも言われ、江戸時代以降、寿司の文化と醤油に漬ける「漬け」の登場で大衆にも広く食べられるようになりました。

もともと、マグロを食べる国はほぼ日本に限られていましたが、「日本食」や「sushi」が注目されるようになった昨今、世界中で消費量が増加した状況を受け、天然マグロは漁獲規制がされるまでになっています。

そんな中、2024年7月に釧路で開かれたクロマグロの資源管理を話し合う国際会議において、日本を含めた太平洋での漁獲枠が2015年以来初めて拡大される運びとなるなど、今後も日本と世界のマグロを取り巻く環境に注目が集まっています。

水産業を取り巻く環境の変化は、生産者となる漁業従事者の生活に直結します。ALPS処理水の放出による輸入規制などは記憶に新しいかと思いますが、それ以前にわが国の水産業は何年も後継者不足、水産資源の減少(先述のクロマグロ規制につながります)などに直面しています。

新業態名【マグロ*リスペクト】には、こうした情勢の中、改めて生産者の方々への感謝の意、そして食材への敬意(リスペクト)が込められています。

開発までの道のり

【マグロ*リスペクト】は、漁獲、加工、流通・販売までを自社で行うグループシナジーを最大限活用しています。

特にマグロの希少部位は、食味は抜群でありながら、あまり世の中に出ていません。赤身などの部位に比べて、圧倒的に鮮度の維持が難しいためです。【マグロ*リスペクト】では、マグロ一筋40年のプロ集団である浜松の仲卸「SANKO海商」の目利きによる質の良いマグロを、鮮度を保ったまま沼津にある水産加工場で加工し店舗へ届けることで、この問題を解消することができるのです。

さらに、産地との結びつきのある「綜合食品」の流通網をフル活用し、本マグロ・ミナミマグロ・バチマグロなど多種のマグロを取り揃え、当社の飲食業・商品開発のノウハウを注ぎ込み、マグロの様々な魅力や付加価値を感じていただけるお店を目指しました。

料理長考案のメニューを実際に焼いて試食します
採用となったメニューにも最後まで改良が加えられました

「まぐろ焼肉」では珍しい希少部位も堪能できる

新業態の目玉は、焼肉のスタイルでマグロの様々な部位を堪能できる「まぐろ焼肉」です。
鮮度の良いマグロを仕入れられるからこそご提供できるミノ(心房)、カマトロ(カマ下)、脳天(頭肉)などの珍しい部位もお召し上がりいただけます。焼くことでほどよく脂が落ち、生では味わうことのできない食感もお楽しみいただけます。
お刺身でも食べられる本マグロをさっと炙っていただくのも、また違った美味しさを味わえます。

マグロが好きという方でも、まだ食べたことのない希少な部位が、【マグロ*リスペクト】では出会えるかもしれません。

マグロのすべてを、余すところなく

さらに、マグロをとことん楽しんでいただけるよう、焼肉以外のおつまみメニューもバリエーション豊かに取り揃えました。
普段食べているマグロとは一味違い、色々な発見をしていただけるはずです。

●マグロレアかつ バチマグロのハラモ(大トロの下にあるマグロの中で最も脂が乗っている部位)をさっと揚げた一品です。外はさくっと、中はとろっと食感が最高!脂の強い部位ですが、わさび塩を合わせることでさっぱりといただける一品に仕上げています。
●マグロユッケ 希少部位ののど裏の肉とほほ肉の2種を使用したユッケは、卵黄+たれを絡めると絶品のオツマミに。お肉みたいなもっちりとした舌触りとまろやかな味わいがたまりません。
●マグロスペアリブ 圧力をかけて柔らかくしたスペアリブをタレに漬け込みました。焼いて食べるとさらに美味しくお召し上がり頂けます。

店長コメント

さいごに、オープン後の様子と店長に一言お話を伺いました。

(店長)
新業態で一番難しいところは、マグロの焼き加減です。
肉の焼肉は「今が美味しい」という焼き加減の時間の幅が広いですが、マグロ焼肉はこの時間の幅が1秒単位で、焼きすぎるとただの”焼き魚”になってしまう。せっかくのいい食材を一番おいしい時に食べていただけるよう、お客様と一緒に焼いて差し上げて、ベストなタイミングをお伝えするようにしています。

メニュー開発にあたっては、ただマグロを焼くのではなく、下味をつけたり、焼いた後のつけだれで味の変化を楽しんでいただけるよう、生まぐろとの差別化を図るなど改良を重ねていきました。

まだオープンしたばかりですが、ここからもっと良いものをお客様に提供できるよう改良していきますので、今後も【マグロ*リスペクト】をよろしくお願いいたします。

焼肉業態の店長を歴任してきたM店長。新業態を背負い、日々奮闘です。

マグロ*リスペクト 店舗情報

住所:埼玉県さいたま市大宮区仲町1丁目20-4 南銀座毎日会館ビル 1F
TEL:048-783-7860
営業時間:17:00-22:30(L.O.22:00)
JR大宮駅東口より、徒歩約3分

当店では、お席・コースのご予約を承っております。
お電話または下記予約フォームよりお問い合わせください。
https://yoyaku.toreta.in/maguro-risupekuto/#/

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
スタッフ一同、お待ちしています!

ライター:広報室 C


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