「勤め人(サラリーマン)人生を振り返ってみる」 〜最後の日に思うこと〜
2022年3月31日(木)
29年間の勤め人(サラリーマン)人生に終止符を打ちました。
辛いこと、悲しいこと、悔しいことがたくさんありました。
嬉しいこと、楽しいこともたくさんありました。
今日は、
『勤め人人生最後の日』の心境を綴ってみようと思います。
そして、勤め人人生に終止符を打つに至った経緯も綴ってみようと思います。
私のことを綴る一方で、
勤め人として今日を迎えるまでに感じたことを共有させていただきます。
現状を打破して新たなスタートを切りたいと考えている勤め人の方々へ、何かしらの『ヒント』をお示しできれば幸いです。
私の”note”のコンセプトは、
『日々奮闘中の勤め人の仲間たちへ、はたらきかたのヒントを伝える。』
ということだから(笑)。
〜 Don't worry ! Be happy ! 〜 その33
職場で日々奮闘している勤め人(サラリーマン)の仲間たちを応援します!
「2,500字ちょっとの投稿です。3分だけお付き合いいただき、『はたらきかたのヒント』としてください。
今の心境
『とてもさっぱりとしている』
『達成感がある』というようなものではありません(何も成し遂げてはいないので(失笑))。
明日からの、
『自分自身で決めることのできる毎日』に胸を膨らませています。
『さっぱりしている』と同時に『わくわくしている』というのが率直な心境です。
一方で、
一抹の不安も心の片隅にはあります。
『安定収入を失った代償の大きさを痛感する時がやってくるかもしれない。』
実は、
次にやることをまだ決めていません。
しばらくは充電するのです。
充電期間中に、次にやることをゆっくりと考えることにしております。
”やりたいこと”と"やり残していること"がたくさんあるのです!
なぜ退職を決意したのか(退職に至った経緯)
『今後元気に動き回れる残り年数を考えてみたら、このままではいけない』と数年前から感じていたのです。
この世に生を享けてから、「あっ!」という間に半世紀以上が過ぎてしまったのです。
私の勤め先は、どこにでもあるごく普通の金融機関でした。
学校を出てから29年もの期間を勤め人として過ごしたことになります。
良くも悪くも転職の経験がないことから、一つの勤め先しか知りません。
とにかく、
毎日を義務感だけで過ごしてきました。
仕事に行かなければならない(今風に表現すると”must”の毎日)。
仕事に行くことが当然であるかのように、何も考えることなく勤め先に向かいました。
多くの勤め人が同じ気持ちで過ごしているのは十分に理解しているつもりです。
・生活のため
・家族のため
・自分のため
『自分を犠牲に』とまでは言いませんが、自分自身を偽ってまでも組織人としての振る舞いを優先させてきました。
こんな毎日に嫌気が差したのも退職の理由です。
ただ漠然と、違う風景を見てみたくなったのです。
思考を変えるには、頭のほとんどを占めている”お仕事”を一旦取り除かなくてはならなかったのです。
退職を決意してからの思い
退職は数年前から考えていましたが、決心したのは一年ほど前でした。
退職のタイミングを図っていたのです。
半期末(9月)、年末、年度末(3月)のどこがいいのか?
手持ち案件の進捗や仲間との連携(引継)が図れるのはどこか?
『職場のみなさんに、できるだけ負担(迷惑)をかけたくない。』と強く思っていました。
結局、
年明け早々に年度末の退職を上席に告げました。
退職の意思を告げた時、
執拗な引き留めがあったのですが、たくさんの方々(上席・先輩・同僚・後輩)からとても有り難いお言葉をいただきました。
・積み上げてきたキャリアがもったいない
・職場の異動(部署・担当など)を再検討する
・まだまだ一緒にはたらきたい
私の意思が固かったことから、
3月末日での退職のスケジュールを組んでもらうことになりました。
とにかく、
退職日までに、『私ができることは全て完了させておこう』という強い決意のもと残りの勤め人人生を過ごそうと考えました。
退職を決意してから、退職の意思を告げるまで、
迷いは全くありませんでした。
勤め人の仲間たちへ
先ほど、
退職した今の心境を『とてもさっぱりとしている』と綴らせてもらいました。
退職を『前向きな選択』として、とらえているのです。
時間は待ってくれません。すぐに過ぎ去ってしまいます。
自身の現状を常に客観的にみてほしい。
充実した毎日を過ごすには、どのようにするべきかを考えてほしい。
満足の得られる勤め人人生を送るには、自身に合ったはたらき方を追求していく必要があるのです。
拙稿も参考に覗いてみてください。
〜 Don't worry ! Be happy ! 〜
『最終出勤日』
お世話になった先輩方へ、
退職の報告とお礼の電話をしました。
『前向きな退職』として、たくさんの激励をいただきました。
また、永年の勤務に対する労いの言葉をいただきました。
苦楽を共にした後輩、元部下から、たくさんの『お礼』の電話をもらいました。
『多くの仲間に支えられた勤め人人生でした。』
今日は『「勤め人(サラリーマン)人生を振り返ってみる」 〜最後の日に思うこと〜』をお伝えしました!
まだまだ、伝えたいことがたくさんあります。
次もまた、お付き合いください。