見出し画像

シンプル重視イラストとディテール重視イラストの違いをチャットGPTに聞いてみた|流行りのイラストに苦しんでる方へ

昨日の続きのような記事です。

私自身は、簡略化されたシンプルなイラストを描くのを好むので、昨日描いてみたらめっっっっっちゃ楽しく…!
ちょっとお祭り状態な私です。(絵描きあるある)

よく、シンプルなイラストほど簡単に見えて難しくすごいと言われるのですが、確かにわかるんですが、でも緻密に描かれたイラストだって難しくてすごくね?と思っていつも納得いってない私です。

なので、その違いをチャットGPTに聞いてみたら、なんとなく違いがわかったような気がしたのでシェアしてみようと思います。




シンプル重視イラスト

1. 省略と強調のバランス
シンプルなイラストでは、余分な要素を削ぎ落として、キャラクターの本質を伝えることが重要。つまり、少ない線や色でどれだけ多くの情報を伝えられるかがポイントだよ。これは「何を省略するか」「どこを強調するか」を見極めるセンスが必要になる。

2. キャラクターデザインの独自性
シンプルだからこそ、キャラクターのデザインが個性的で、印象に残りやすくなることが大切。シンプルな形や色使いで、他と差別化されたキャラクターを作り出すスキルが求められるよ。

3. 色彩感覚
シンプルなイラストでは、色の選び方がとても重要。限られた色数でキャラクターや世界観を伝えなくてはいけないから、どの色を選ぶか、どう配置するかがポイント。色彩感覚が磨かれていると、少ない色でも深い印象を残すことができる。

4. 表情やポーズのデフォルメ
シンプルなイラストは、キャラクターの表情やポーズのわかりやすさが重要。線が少ない分、どれだけ効果的に感情や動きを伝えられるかが問われるよ。デフォルメでどれだけ豊かな表現ができるかが鍵。

5. 空間の使い方
シンプルなイラストは、余白の使い方も重要。描き込まない部分の空間が、逆にキャラクターを引き立てることがあるんだ。どう配置するかで全体のバランスが変わるから、構図のセンスも大切だよ。

6. メッセージ性
複雑なストーリーやテーマを、シンプルな形や色だけで伝える技術。
複雑な情報をシンプルに伝えることが求められ、見た瞬間に意図が伝わるような構成が大事。

ディテール重視イラスト

2. ディテールの繊細さ
描き込むスタイルでは、細かい部分をいかに緻密に描けるかが重要。例えば、髪の毛の一本一本や、衣服のしわ、背景の遠景にある建物の細部まで描写することが求められる。
この繊細さを表現するためには、観察力と集中力が必要。リアルな質感や陰影を作り出すには、光の反射や素材の違いを細かく再現するスキルも必要なんだ。

2. 複雑な構図とバランス
描き込みが多い絵は、要素が多いため、バランスを取るのが難しい。例えばキャラクターが複数いたり、背景が細かく描かれていたりすると、どこに目を引かせるかを考えながら配置しなければならない。
構図が複雑になると、視線誘導や全体の調和を取るセンスが試される。これができないと、どれだけ描き込んでも散漫な印象になってしまうんだ。

3. 光と陰影の表現
リアルな描き込みをするためには、光の反射や陰影のつけ方が重要。光源を意識して、どこに影ができるか、どこが明るく照らされるかを正確に描けることが必要。
 これは技術だけでなく、センスも要求される部分で、光の強さや方向によって絵の印象を変えることができるから、どう見せたいかを考えながら描くことになる。

4. 質感の表現
描き込みが多い絵では、素材の質感をリアルに表現するのもポイント。例えば、金属、布、肌、水など、異なる素材をいかに描き分けるかが問われる。
質感を正確に描くためには、その物体の特徴を理解し、反射やテクスチャを描き込む技術が必要。これも練習と経験を積まないと難しい部分だね。

5. 色彩の複雑な扱い
描き込むスタイルでは、色の使い方も複雑になる。色のグラデーションや、微妙な色の違いを表現することで立体感や奥行きを出すことができる。
また、複数の色を使うときには、カラーバランスを保ちつつ、主役となる部分を目立たせる必要がある。ここでも、どの色をどう使うかのセンスが重要だね。

6. キャラクターデザインと表情の豊かさ
描き込みが多いキャラクターデザインは、表情やポーズなどの細かい部分にまで気を配る必要がある。キャラクターの感情や動きを、細かい表情やポーズでリアルに伝えることが求められる。
特にキャラクターの目や顔の描き込みは、感情を伝える重要な要素で、ここでもディテールを正確に描く力が問われるんだ。

7. 時間と集中力
描き込むスタイルは、時間と集中力がかなり必要になる。1つの作品を仕上げるのに時間がかかる分、途中で妥協せずに最後まで描ききる精神力も重要。

お互いに必要なセンス

途中、シンプル重視イラストの方で、”センス”というワードが出てきたので、お互いのセンスの違いを教えてもらいました。

シンプル重視イラストは線や色の数が少ない分、どう配置するか、どの部分を強調するか、という「選択のセンス」が特に重要になる。少ない要素でどれだけ多くの情報や感情を伝えるかがポイントになるから、その分センスが際立つスタイルとも言えるね。

ディテール重視イラストは情報量が多いから、技術やスキルが重要視されやすい傾向があるんだ。たくさんの要素を細かく描写していくことで、リアリティや複雑さを表現するのが得意なスタイルだね。

つまり、どちらもセンスは必要だけど、シンプル重視イラストは「最小限で最大の効果を出す」ための直感や判断力がより試される感じかな。ディテール重視イラストは、「どこまで細部をリアルに、魅力的に描き込むか」というセンスや技術が問われるんだ。


私の考察


なるほど〜〜〜
なんと言うか、流行りのイラストたちって、デッサン的なんだな。と思いました。

ここで言うデッサンは、狂ってる狂ってないの話ではなく、作業工程がデッサンを描くときの工程に似ているなぁと思いました。

今の流行りイラストって、本当に描き込みがすごくて緻密で、要素をてんこ盛りにしたら万人受けする感じを感じます。(特にXの世界)

一時的に可愛い!すごい!とか思うんですが、情報量多すぎてついていけないというか… 見てて疲れてくるんですよね… (正直何描いてるのかもよくわからない)

途中アートっていう言葉が出てきて、確かにアートなのかもしれないと思いました。
そして、デッサン工程が好き、もしくは続けれる人がどんどん人気になりやすい環境なのかもしれません。
そう思うと、デッサン工程が好きな人が多いのだなぁと思います。

職人気質な日本だなぁ…

私は、デッサン苦手です。
真剣にデッサンなんて手に数えるほどしかやったことないかもしれません。
初めは楽しくても、単純に飽きてくるんですよね…

ずっと同じ絵に向き合うってことが苦手なんですよね。
落書きが好き、途中までやって結局完成しないって方に多いんじゃないでしょうか。

なので、長時間同じ絵と向き合える高い集中力が人気になるには必須なんですね。
ずっと、落書き止まりな自分を責めていましたが、そもそも今の流行りと合っていないと言えるのかもしれません。


対して、シンプル重視のイラストはクロッキー的ですね。

短時間で必要な線を綺麗に引いたり、色をつけたり、わかりやすく形とバランスを取ったり…
手数の少ない中で、どれだけその良さ、魅力を出せるかが勝負な世界です。

デザイン的とも言ってもいいのかもしれません。

チャットGPTの言う通り、「直感と判断の連続」ですね。
(この言葉めっちゃ好き)

私はそーゆー作業が大好きです。
むしろその部分を極めたいからこそ絵がやめられないと言っても過言ではないぐらい笑

一つの線で形で、どれだけそれっぽく見せれるかずっと極めたくなります。
なんと言うか、一つ一つの線捌きに命が宿ると言いますか、極まっている人ほど生きてる感じがするんですよね。

ほんと本質ですね。アニメーターさんとかはこっち寄りの思考なのかもしれません。海外イラストだと圧倒的にこちらの印象です。

だけど、今流行りとは逆の世界なので、あまり評価されず(と言っても案外評価される世界ですが)、ディテール多さに圧倒されて、卑下してしまう人が多いのかもしれないなぁと思いました。

個人的に、クロッキー寄りのイラストも練習を怠らなければ、極まってきた部分が人々に伝わって評価されているように思います。
実際自分も、無名(フォロワー10人ぐらい)の状態で2次創作を出した時、1000いいねもらえたことありますし、続けていれば十分活躍できるんだと思います。
(多分仕事の汎用も効きやすいはず!?わかりやすいは正義?!)

と言っても、流行りがこれだけディテール重視だと筆折れますよね😭
流行りに乗ろうと言われますしね😭 顔大きく描こうとか言われますし😭
そんなの実際興味ないよね()


なので、流行りに乗れなくても、スタイルの違い、向き不向きなので、向いてる方してて大丈夫だと思います◎(自分に言い聞かせ)
きっといずれどこかで届くはず!

私自身も、心が揺さぶらればかりですが、クロッキー重視のイラストを信じて進んでみようと思います。

読んでくださりありがとうございました。

さな

いいなと思ったら応援しよう!