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久々のさどごはん 〜打豆のなます〜
最近、さどごはんを作ってなかったなぁ、と思い。
今まで作ったことのない「打ち豆のなます」にチャレンジすることにしました。
※『さどごはん』は佐渡の郷土料理を広く知ってもらい、また廃れさせないように佐渡市がバックアップして6年の歳月をかけ、発行したレシピ本です⬇️
打ち豆ってあまり聞かないですよね。
私も一、二度しか使ったことが無く、最後に使ったのはもう数年前だった気がします。
大豆をつぶして平たくし、乾燥させたものを「打ち豆」と呼びます。雪深い日本海側や東北などで、古くから冬になると各家庭で作られ、いろんな料理に利用されてきた保存食です。
乾燥食品であるため日持ちすることと、良質なたんぱく質を摂取できる栄養価の高い食品であることから、古くより庶民に愛され続けてきた歴史があります。
作り方を調べてみましたが、一粒づつ木槌で叩き潰すらしいですね⬇️
石臼の上に大豆をひと粒ずつのせて、木づちで叩きつぶしてから、乾燥させると打ち豆ができます。枝豆になる未成熟の青い大豆はそのままでつぶせますが、完熟して硬い黄大豆は簡単につぶれません。
今回使う打ち豆は前回佐渡へ行った時に買った佐渡産。
![](https://assets.st-note.com/img/1698874778251-VcUPAINsZe.jpg?width=1200)
使った材料はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1698874907531-9evL3Ywl2g.jpg?width=1200)
レシピ通りだと私には甘すぎると思ったので、今回は最初からさどごはん通りの分量ではでなく、自分なりに作ってみました。
【材料】
大根 300g
打ち豆 50g
きゅうり 1本
かまぼこ 1本(小さめ)
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 少々
【作り方】
1️⃣大根はよく洗い、おろしにして、その中で打ち豆を煮る
2️⃣きゅうりを小口切りにして塩で軽く揉み、水をさっとかけてしぼる
3️⃣かまぼこは茹でてピンクのところが出るように細かく切る
4️⃣ ボウルに1️⃣2️⃣3️⃣を入れ、砂糖と酢で味付けをして混ぜる
大根のおろし汁で打ち豆を煮るのがポイントのようです。
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もう少し早く煮えるかな、と思いましたが案外時間がかかるものですね。
煮ているうちに大根のおろし汁が殆どなくなりました。
まぁでもよく考えてみれば、乾燥大豆を使う料理だと一晩水に浸けて調理しますものね。それを考えれば、かなりお手軽です。
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かまぼこを茹でる意味が今一つわからなかったのですが、味をなじませる為、でしょうか。
特にピンク色がきれいに発色する事も無いですし。塩気を抜く意味?🤔
全ての材料を混ぜ混ぜして、完成です。
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この日は柿とかぶと生ハムを和えたものを一緒に頂きました。
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さどごはんレシピだと砂糖と酢の比率が2:1だったのですが、逆にしてみました。お酢好きな我が家では丁度よかったです。
豆の茹で加減は人それぞれかもしれません。もっと歯応えが欲しければ煮る時間を短くしても良いかな、とも思いました。
飽きのこない、素朴な味ですね。家人も気に入ったようで、リピ決定です😉
レシピ提供(作られている地域)は佐渡の吾潟(あがた)となっていました。
母の実家がある辺りですね。
今度母に作った事があるか聞いてみましょう。
ではみなさま、気持ちの良い秋の三連休をお過ごしください。
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