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🇹🇼2024南投世界茶葉博覧会へ

2024年10月12日、台湾の茶博へ行って来ました。

書こう書こうと思いながら既に半月が経ってしまったのは、帰国後雑多な用事が溜まっていた事もありますが、どううまく纏めていいかわからず、ズルズルしてしまったというのが本当のところです。

今回のお茶旅に参加する事になったきっかけは、台湾茶に非常に詳しい友人のおかげです。FBの自分のお茶グループ結成10年記念、という事で実費を割り勘にする形でツアーを組み立てくれた、というもの。
茶博参観の他、自分が懇意にしている茶農家さんもアポをとって何軒か現地を見学する、というかなりレアな経験をしました。
彼には感謝しても、し足りないです。

当日は高速鉄道(新幹線)の台中駅に集合

自力で集合場所に来られる、台湾の諸事情を多少なりとも知ってる事が参加条件

バン2台に分乗して会場へ。
何故か車中通訳として2号車の助手席に席が決まっていた私💦

会場到着!

色んな意味で熱い一日の始まり


これ、一度見たら忘れない画です。夢にも出てきました。

インパクト大❗️ 常に流れてます

茶博は…想像を遥かに上回る規模でした。

出入口も一箇所ではなく

↓多分この掲示板を見てもよく分からないと思うのですが、

この博覧会の中の一番メインの会場がこちら↓赤く丸をしたところです。
と言っても全体の大きさからしたら一部分なのですが…

全体の規模からしたら、赤丸部分は一部ですよ💦

↓そして、こちらが赤丸で囲んだで参加される店のブース一覧表です。

主催者さまが行くべきところ等を色付けして下さいました
ブースの場所が並んでいる見取図

これだけでもすごい数だというのがわかると思うのですが、繰り返し言いますが、これで全部ではないわけで。

先ずは皆でここへ

総勢10名
ブースはどこも大賑わい

この他に有機茶だけが集まっているパビリオンや賞を取ったお茶の店だけが集まっているパビリオンも。

30度以上の真夏日で、会場内を移動するだけで日焼けしました。

ブース300以上、パビリオン30個😲

開催後に書かれた記事を読んだところ、南投茶博は今年で14年目で去年の統計では80万人だったのが今年は延べ来場者数100万人を突破したとか。

南投でこのイベントが行われる理由は、南投県で生産された台湾茶は全体の65%を占めていて台湾茶の最大産地である為、多くの茶農家が集まりやすい事。また、南投は台湾の真ん中に位置しているからのようです。

決して交通の便が良いところではないのですが、それでも100万人以上の方が足を運ぶって凄くないですか?因みに台湾の現在の人口は2200万人です。
開催されていた10月5日〜13日の間毎日通い詰めても全てのブースやイベントに参加するのは不可能と言われているほど。

主催者さまが、行くべきところ・行った方がいいところ・行かない方がいいところ(商売に走りすぎてる等)等細かくマーカーで印をつけて下さっていたので、取り敢えず行くべきところ十数店は回ろうと思っていましたが、あっけなく時間切れに。

纏めて参加者全員分購入して下さっていた記念茶杯

日毎に違う面白そうなイベントもたくさん。

私は時間切れで行けなかったのですが、同行者で茶器をたくさん買ってらっしゃる方も。

私も何か買いたかった😿

↓お留守番中の家人にWhatsAppで要る?と聞いたものの、重いし安全に持って帰れる自信がなかったので断念した茶漉し付きマグカップ。

ご縁が無かったということで🙏

それでも面白そうな有料試飲イベントには参加しました。

生産者の方が全く同じ品種であっても標高や地質によって全く違う味になる事を説明しつつ、お茶を淹れて下さいました。

中国語わかってよかった、と思ったイベント

↓茶を各々大きなレンゲで掬い、香りを比べた後に試飲を。
二煎目が一番美味しく感じる事が多かったですが、四煎目位で俄然味が変わってきたものも。参加者はテーブルをぐるぐる回って変化を楽しみました。

お茶の世界、本当に奥が深いです

その後、座ってゆっくり飲んでいく事も勧められましたが、時間がないので泣く泣くお断りを…こんなレアな試飲会に参加する外国人は他に居なかったのでかなり喜んで下さってました。

とても上品なブースでした


↓会場でメモがわりに撮った写真です。


主要茶区は7つ✍️
台湾を立体で表してます


駆け足でお茶屋さんをまわり、もちろん試飲・購入もしましたよ。
みなさんどんな高価なお茶でも惜しげもなく、どんどん淹れて下さいます。

どれも上品な味わいでした💓
行くべき店の1つ、時間切れで再訪は叶わず
この笑顔😊 どんどん拡散するよう言われましたよ😉
ここではお土産用に同じものを幾つか購入


最近の私は蜜香紅茶がお気に入り 色んなお店で比べながら購入出来て大満足

お値段ですが、このクオリティなら決して高くないと思います。

円安が進んで今は1台湾ドルが日本円5円になってしまいましたが、それでも日本で同じクオリティだと何倍するか私には見当がつきません。

一斤は600g です


写真は撮ってませんが、大量生産でなく、地元の方が手作りで作っているお菓子もたくさん置いているブースもありました。
🇹🇼マダム宅でのお茶会に持っていったら喜びそうなものも。
来月は出席予定なので、その時のnoteでお菓子もアップしますね😉

時間に追いかけられ色んな事を体験したり教えていただいたり。
熱に浮かされているような半日でした。

昼頃着いたのですがお昼を食べる時間もなく。もちろん美食エリアもあって、美味しいものが無数に売っているのは知っていましたが。
空きっ腹は駄目よ、と優しいお茶屋さんが自分たちのチマキを分けて下さいました。色んな意味で体に沁み入りました。




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