初めて堂々と仕事をサボった日のこと
「仕事をちゃんとサボっていますか?」
この問い、すんなりと受け入れられますか?それとも違和感をおぼえますか?
以前の私は、ものすごく違和感をおぼえていました。“仕事サボっちゃあかんでしょー!”と。
2年前、こんまり社に入社して1ヶ月が経った頃、社長から「サリーちゃん(私の呼び名)、もっとサボった方がいいよ」と言われました笑
こんまり社はスーパーフレックス・フルリモート・副業可能、と非常に自由な働き方ができる組織。しかし、自由に働く術を身につけていなかったので、24時間ずーっと仕事モードから抜け出せておらず、表情にも疲れが出ていたのでしょう笑
そこで社長は、“程よく手を抜いてONOFF切り替えることで、より能力が発揮できるよ”という意味を込めて、「もっとサボった方がいいよ」とアドバイスをくれたのでした。元々仕事大好きワーカホリックな私には斬新すぎるアドバイスでした!
本記事では、私が初めて堂々と仕事をサボった日のことを書いていきます。笑
最後まで読んでいただく中で、あなた自身が「サボること」に対して、前向きな気持ちを受け取れます。
堂々とサボってみたら、ますます仕事のやる気が上がりました!
当時の私はサボることに慣れていないので笑、めちゃめちゃ罪悪感を持ちながらも「サボる」をやってみました笑。
私が初めて堂々とサボった日のこと
入社して3ヶ月、出張で同僚と北海道に行く機会がありました。
北海道での仕事を無事に終え、最終日の午前中はオンラインでのイベント運営の仕事がありました。
最終日はその仕事以外フリーだったので、同僚と北海道を満喫しよう!と情報収集していました。
すると近くに美しい公園と、その公園の敷地内にあるランチの有名なレストランの情報を得たのです。
ただ、イベント運営をしていると時間的にランチに間に合わない。
(矢野間の心の声:めっちゃ行きたい!…けど、仕事あるしなー。まぁ仕事は元々入ってたし、しょうがない仕事優先するか。うーんでも、北海道次に来る予定もないし、やっぱり行きたいなぁ。でもサボるわけにもいかないしなぁ。)
イベント運営は2名体制で、私はサブ担当で重要な役割は持っていませんでした。
そこで、心の底では望んでいた北海道満喫プランを実行するために、恐る恐るメイン担当の同僚に「今北海道に出張に来ていて、こちらで用事があるので、今日のイベント運営お任せして良いですか?」と相談してみました。(心はバクバク)
そうしたらウエルカムな反応で「もちろんですよー!こちらは私一人で大丈夫なので!北海道楽しんできてください!」と言ってくれました。
とはいえ、私としては仕事を任せて、私は北海道満喫しに公園&ランチに行くなんて口が裂けても言えない!と思い、“こちらで用事が…”と案に隠していたのですが(振り返ると自分が小さすぎて笑ってしまいますが。)
一緒にランチに行く同僚が「これから公園とランチに行ってきまーす!」と発言し、バレてしまいました笑
(矢野間の心の声:えー!なんで言っちゃうの?隠してコソコソと行こうとしてたのに涙)
そんな私の気持ちとは裏腹に、メイン担当の同僚は「いいですねー!!!せっかく北海道にいるんだから、そうですよ、仕事なんかしないで、楽しんできてください〜!満喫してきてくださいね〜!どうだったか教えてください〜!」となんとも神様な言葉をかけてくれました。
私は「え、めっちゃ嬉しい!やったー!意外にも、かなり前向きに、楽しんできてねー!って言ってくれた」と安堵の気持ちでいっぱいになりました。
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公園に行くタクシーの中で、同僚から「サリーちゃん、なんでそんなに罪悪感持ってるのー?」と率直に聞かれて、ふと気づきました。
“確かに、もし同僚が私と同じ立場であれば、オンラインでの運営は私がやっておくから、仕事なんかしないで北海道楽しんできてねー!って絶対に言う!”。しかし、“自分には許可が出せてなかったな。せっかくの機会だから北海道を満喫したい!と思っている自分がいるにも関わらず。”と思いました。
同時に“私だけ楽しんだら、同僚に恨まれるかも”どこかで思っている私もいたことに気づいたのです。同僚は同僚で楽しく仕事してるし、人のことを恨むような人でも全くないのに、心のどこかでそのような思い込みを持っていました。
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結果、コソコソとではなく、堂々と仕事をサボることになりました。(正確にはフルフレックスだからサボっているとは言わないのかもしれないですが、私としては十分に“サボる”の部類に入りました笑)
公園の美しさに心が洗われ、美味しいランチに身も心も満たされて、出張から帰ってきました。
その後、イベント運営をしてくれた同僚にも北海道での出来事について感謝を伝えたところ、私たちが北海道を満喫したことをすごく喜んでくれました!
この出来事は、私にとって人生の価値観に大きく影響を与えてくれた衝撃的な出来事すぎて、なかなか言葉できませんでした。2年間も笑。
堂々とサボったことで、さらに同僚たちのことも好きになったし、この環境で仕事ができることにもものすごく感謝したし、思いっきり満喫したことで仕事への活力もみなぎりました。
(なかなかこのような神様のような同僚がゴロゴロいる組織もないことは重々承知しております。恵まれた環境に感謝です)
この出来事を客観的に見てみる。
ここまで、すごく主観的に書いてみたのですが、客観的に見たらとてもシンプルなのです。
・イベント運営の人手は足りていたので、お任せした。
・スーパーフレックスなので、日中に公園で遊んでも、別の時間で仕事すれば問題ない。
・誰もLoseになっていなくて、むしろみんなWinwin
以上、なんです笑
ここまで大ごととして書く必要もないくらいのエピソードなんです笑。
でも私は、仕事を人に任せて、自分だけは遊んで楽しむなんて申し訳ない、と罪悪感満載でした。そう思って行動していると、色々と自分からこじらせちゃうんですよね。
人に迷惑をかけていたら、それは避けるべきです。しかし、人に迷惑かけずに、自分を満たすことができ、それをまた仲間にも還元できるなら最高ですよね!
まとめ
まだまだこの出来事はうまく言葉にできていないのですが、私がより「自由に生きる」を体感した大きな出来事だったので、note記事にしてみました。
何か伝わるものがあったら嬉しいです。
サボることで人に迷惑がかかることは避けた方がいいけれど、
サボることであなたも周りもHappyになるなら、「サボる」ことも重要なスキルです♪
もしあなたが仕事大好きで、ワーカホリック気味だとしたら、「サボる」をスケジュールに組み込むことで、より仕事の効率も上がります!
ちゃんとサボりましょ〜!笑
\最後までお読みいただき、ありがとうございました!/
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