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【発酵食品マスター】が自分で実験!発酵食品・自然食品生活で薬要らずの身体を目指して
この記事に関連する保有資格
JAFA認定発酵食品マスター
JAFA認定オーガニックコンサルタント
JAFA認定食育・栄養コンサルタント
JAFA認定腸育コンシェルジュ
JAFA認定薬膳・漢方マイスター
など。
”うつ”になるまで
私は約7年前、当時3社目の介護関連の会社で勤めている時、「うつ」を発症しました。
元々、うつの気質はあったと思いますし、その時に病院にかかっていたら「うつ」と診断されたであろう時期が何度かありました。
”うつ”と診断される3年ほど前、仕事を終えて自転車での帰り道。ガソリンスタンドで給油を終えたバイクが、歩道を突っ切って車道へ出るタイミングで、スタンド内でエンジンをかけそのまま車道へ出てしまいました。
ちょうどその時、歩道を走っていた私が目の前に。ということで、バイクに真横から吹っ飛ばされて、道路のど真ん中に叩きつけられてしまいました。
あちこち損傷したものの、一番大きなものが右腕を引っ張り上げている大きな4つの肩の筋肉の内、1つが切れたことでした。
不完全に切れたため、手術などをするという判断も出ず、そのままくっつくまで待つことになりましたが、その後リハビリを受けても、私の利き腕である右腕の機能は戻りませんでした。
握力は頑張っても5kg。字を書こうとしても数文字書いたら震えだし、ペン先があっちこっち行って書けなくなる「書痙」まで出てしまいました。
加害者は当然保険に加入をしていたので、保険金は支払われ、治療費も払ってもらいましたが、保険業界で使われる用語に「症状固定」というものがあります。
要は「事故による損傷が完治した」あるいは「これ以上治療を続けても良くならない状態(障害が残る)」になったと判断したら、保険金をそれ以上支払わないということです。
仕事はしなきゃいけないのに、利き腕の機能はほぼ損失。この時は介護関連の仕事をしていたので、半分は事務仕事でしたが、半分は介護をしていました。
そのため、「事務専門として復職できないか」を人事に相談したところ、数カ月経ってようやく「この事業所で事務専門の役職になるための社内実習を受けて正規の役職になったら、事務専門で働けます。ただし、半年の実習が終わるまでは、”できる限り”の介護を担当してもらいます。」と。
片道2時間半もかかる道のりを、「これを超えれば…」と頑張っていましたが、細かい内容は省くものの、事業所のメンバーは半分以上が他の事業所で「辞めさせてほしい」とみんなから頼まれるほどのツワモノばかり。
おトイレが住んだら手伝ってほしいというサインのブザーも、私は聞こえるのに、「聞こえなかった」と誰もいかない。仕方ないから待ちきれないお客様が自分で立とうとしたり、服を着ようとしてトイレ内で転倒事故を何度も起こしているような事業所でした。
私は毎日必死でしたが、なんせ出来ないことだらけ。おまけにそこのエリアマネージャーから「聞いていたより何にもできないんだね(介護が)」とバッサリ言われる始末。
悔しいけど、お客様に怪我をして欲しくないし、いつも私が一番にかけていき、できないところがあったらブザーを押しまくり、大声で応援呼びまくりという日々を過ごしました。
ところがある日。基本的には「所長」がいるので、エリアマネージャーは月に1度すら来ない日もあるのに、実習が少しずつ始められて二週間くらいしたある日、唐突に事業所を訪れ、帰ろうとした私に「面談いいですか?」と。
所長、実習担当者、エリアマネージャーVS私のみという、おかしな面談が始まり、一方的に「あれも出来ていない、これも出来ていない。はっきり言って君のような人間に相談職(事務のこと)を任せられない」と言われ、「何か言いたい事ありますか?」と聞かれたものの、悔しくて悔しくて…。
涙をこらえつつ「私だって頑張っているんですけどね」と絞り出すのが精一杯でした。ところが、それにすら「頑張っているって何を?」との一言。
それを機に、「抜け殻」という表現がぴったりの状態。利き腕が動かないのでは、ほとんどの企業では働けないし、片道2時間の道のりも「先の約束があったから」頑張れたけど、徐々におかしくなり、朝から通勤電車で涙が滂沱のように出て止まらなくなったり、最寄駅から徒歩20分もかかる道のりの途中で何度も足が止まる始末。
そんなある日、二回目の乗り換えの駅でついに足が動かなくなり、自分が乗るべき電車を乗り過ごしてしまった私は、頭の中が「次の電車に乗らなきゃ。次の電車に乗らなきゃ。」でいっぱい。
その駅に止まらないで通過する特急も来る駅で、次に来る電車がまさにそれでしたが、頭がすでに鈍り、次の電車に乗る気まんまんの私は電車が近づいてきたと同時に電車に向かって動いていました。
それを見たホームの外国の方が「Hey!!!!」といったのも束の間、ぐっと服を引っ張ってホームに引っ張られました。
私は何が起こったのか分からないし、周りは「こいつ今飛び込もうとした」と思っているしで、警備や警察も呼ばれ、大勢に囲まれている状況に耐えられなくなり、走ってその場から離れ、改札も出て、構内のベンチに座って呼吸を整えながら、涙で濡れるスマホをぬぐいつつ所長に「出勤できなくなりました…」と送ったのを機に、一切通勤ができなくなりました。
ついでに、公共の交通機関に乗ることも難しくなりました。今では徐々に抗不安薬などを飲みつつ慣らしたおかげで、少しずつは乗れるようになりましたが、昔のように自由には乗れません。
休むには理由が必要なので、心療内科に行くと「うつだから、まずは休みましょう」と言われ、めでたく「うつ」と診断されたのでした。
”うつ”だけでも嫌なのに…突然の”糖尿病”宣告
前項で触れた心療内科に初診から数年通い続けていたある日のこと。
いつものように受診したところ「お薬が肝臓に悪影響を与えていないかを調べるため、今日は血液検査をしてもいいですか?」と言われました。
この頃は、内科に通院はしていません。
血液検査をしたのは、あまり記憶が確かではありませんが、1年に1回もなかったと思います。
ほぼ死体みたいな生活をしていたので、何かは食べないといけないけど、トイレに起きることすら面倒な最悪の時が続き、何を食べても砂を噛んでいるようで美味しくなかったので、とりあえず何でもいいから口に入れようと考え、レトルト食品・お菓子・炭酸飲料などを口にしていました。
「何も無いとは思いますが、もし何かあったら次の診察よりも前に(この時は月1の通院だった)連絡します」と言われました。
クリニックだったので、血液検査は採血したものをどこかの検査機関に送り、そこからデータが届く感じだったようです。
1日で結果が出たのか、2日後くらいに病院から電話がかかってきました。出ると心療内科の主治医(ここのクリニックでは医師はひとり)で、他の患者の受診が詰まっているはずなのに「血液検査の値で大至急話をしないといけないので、明日受診できますか?」とのことでした。
ドキドキしながらも受診。すると先生から「食後とはいえ、血糖値が380を超え、さらにHbA1cも13.8%(入院レベル)と明らかに”糖尿病”なので、専門医にすぐにかかってください」と言われました。
幸い、近所に糖尿病も見てくれる内科があり、健康診断などもそこでお願いをしていたところだったので、受け入れを確認してから受診。糖尿病との診断を受け、まずは高すぎる血糖値をお薬と食事療法で落とすことを指示されました。
血糖値はもちろん大切なのですが、血圧ほどではないにしろ、かなり上下する値なので、糖尿病かどうかの目安は、その日から前3カ月の血糖値が分かる「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という値を目安にされます。
HbA1cは
6.0%が糖尿病ではない
6.0~6.9%だと適正に維持できている
7.0%以上→糖尿病の三大合併症が発症するリスクがある状態
となります。
糖尿病はそもそもⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型が先天的なもので、Ⅱ型が生活習慣などからなるものです。
Ⅰ型の方は、遺伝的な要因が大きく、幼い頃からインスリンなどを打っている方が多いため、見た目がスリムな方が多いです。
一方でⅡ型の人は、生活習慣がたたって起こっているため、私のように「ふくよか」な人が多いです。
糖尿病専門の病院に行くと、Ⅰ型の人から「さぞ、美味しいものを食べて来たんでしょうね」といった嫌味を言われるⅡ型という構図はよくある事なのですが…。まぁそれは置いといて。
「糖尿病」と診断をされても、実は今は治療の選択肢が沢山あります。
というのも、血糖値というのは低血糖になるのが一番恐ろしいです。意識障害を起こして、そのまま気づかれなければ死に至りますからね。
ということで、腎臓は元気なのか?インスリンはきちんと出ているのか?食事療法はできるのか?といったことを、血液検査などを通じて良く調べてから、自分に合う治療法を医師から勧められます。
もちろん、年齢や症状の重さ、腎臓の機能の低下が著しい場合などは、即透析といったケースもありますので、決して安心はしないでくださいね。
私の場合は、インスリンはきちんと分泌され、腎臓も元気ということで、「今の内からしっかり血糖値を落とし、落ちたら適正に保つようにしていこう」という医師の計画の元、インスリンの出が良くなるお薬と、水分をしっかりと摂ることで過剰な糖を尿で排出するお薬を飲んでいます。
私はバカなので、最初「血糖値を下げるお薬を飲むから低血糖になるのが一番ヤバい(母親を見ているため)」と思い込み、今までのように適当にジュースを飲んで、甘いものを食べてという生活をお薬で下がるんだからと、全く辞めませんでした。
すると、毎月通院するたびに、先生から「うーん。思ったように下がらないね」と言われ、お薬がだんだん成分含有量が増えていきました。
運動や食事の指導もされました。
そこで、私は気づきます(←遅い!w)
(そうか。薬を飲んでも、食事を変えなければ血糖値は下がらないのか…)
ここから、私はうつの波で調子が良い時は、自炊をまたし始めました。また、クリニックも転院することになり、そこが認知行動療法をやっていたので、これまでの状態が嘘のように、日々が充実していきました。
今の自分に無理のない予定表を立て、掃除の時間や読書、勉強の時間も組み込んだスケジュールを作り、その通りに行動をします。
運動療法も受けられたので、積極的に参加しつつ、食事も低糖、ベジファーストなどを心がけ、一人暮らしの日常で数種類の野菜を毎日摂るのは難しかったので、「1日1種類の野菜を取り入れる生活」という方法をまず始めました。
また、目標を立てるように言われたので、「1年で20kgの体重を落とすこと」も目標に入れ、順調にこなしていき、途中で大きな事件が起こりましたが、この年は13kgの減量に成功。
この頃から、HbA1cも順調に下がり始め、糖尿病ですぐに医師にかかるように言われてから1年半で、HbA1cが13.8%→6.5~6.6%まで落とすことができました。
【血糖値は何とか抑えられるようになったものの…】
ということで、何とか血糖値を6%台で安定させられるようになり、主治医からは「少しずつお薬を減らしていきましょう」と言って頂いたのも束の間、毎回の血液検査でいくつかの項目を検査に出して、翌月の定期通院で「前回の結果から…」と説明を受けるのですが、数カ月前から「カリウム」の値が低くなっております。
指摘される値まで落ちている状態が続いており、先生からは「生の果物や野菜を沢山食べて下さい」と指導を受けています。
毎朝、お酢の豆乳割りと、果物を食べる生活を続けているものの、中々値が改善してきていません。
主治医に教えてもらって初めて知ったのですが、カリウムが低すぎると「不整脈」などを引き起こすそうです。
かといって、カリウムをお薬で摂取すると、今度は「心悸亢進」などを引き起こし、心臓病の引き金になるそうで、先生としてはなるべく使いたくないから、何とか食事で改善を試みてくださいと言われております。
とはいえ、生の野菜を馬のように食べることは難しく、加熱して小さくしたり汁物にして何とか野菜を食べる日々だったのですが、ここまで改善しないと、糖尿病なのでもっと果物を食べるわけにもいかず(果糖がありますのでね)、物価高のあおりで野菜も果物も高いので、なるべく無駄にしたくない。
そんな時に出会ったのが「自然食・発酵食品のおいしい酢」です。
なぜ発酵食品が大切なの?
「人間は食べたものでできている」
こんなことを書くと、みんな「当たり前だよ」って感じませんか?
でも、普段からこれを意識している人はどのくらいいるでしょう。
【先人から授かった大切な常在菌】
むかーし昔ですが、人間はずっと「旬のもの」「生のもの」「地のもの」を食べて生きていました。
もちろん、縄文時代に関する卒論を書いた身として、当時から「保存食」を作っていたことは分かっていますし、土器で煮炊きをしていたことも知ってはいますが…。
それでも、それらは秋冬を凌ぐためや、矢じりに使うための黒曜石が良くとれる内陸部の人達と、塩や貝類の干物などが沢山とれる海岸部の人達の「物々交換」に使われていたもので、基本的には「当時の植生」から分かる通り、木の実や野菜、たんぱく質は動物を狩って暮らしていました。
そうして、人間には常在菌が増え、その子もまたそれを受け継ぎ…となっていきます。
そのため、日本人の腸内細菌には「酵母(酒・みりんなどに豊富)」由来の菌が多く存在し、これらによって海藻や味噌・醤油などの、日本の伝統的な食べ物の代謝を助けてくれています。
一方で欧米人など、海藻を昔から食べていなかった民族は、海藻を食べても、それを「代謝する菌」がいないので、そのままの形で排泄されてしまいます。
例えば犬は雑食ですが、例えば玉ねぎを代謝する機能が無いから、「毒」になります。
私はセキセイインコを人生で7羽飼いました。今、姉が1羽を実家で飼っていますが、私は月1で実家に母と姉のお世話に行く時しか関わることができません。
寂しい想いをしている私に、手先が器用な姉が、私が大好きだった子達に似ているインコのキーホルダーを作ってくれました。
ある日実家近くのバス停で待っていると、そのインコのキーホルダーを見て思い出したのか、隣に座っていたおばあ様が話しかけてきました。「可愛いわね。私もインコを飼っていたの。ピーちゃんって言ったんだけど、チョコレートを食べているといつも寄ってくるから、ある日あげたら気に入っちゃってね。毎日あげていたら2年で死んじゃったの」と。
※セキセイインコの平均寿命は6~10年と言われています
これらからも分かる通り、動物は進化の過程で、自分たちに必要な栄養をしっかりと代謝し、エネルギーにするようになっています。
【食品添加物とアレルギー】
年齢が何となくばれてしまいますが、私は、団塊の世代の「子どもの世代」です。
団塊の世代が20代くらいの頃から、日本でも「化学調味料」が大量に使われることによって「保存性」や「見た目の良さ」が上がり、スーパーやコンビニといったお店が沢山誕生していきました。
団塊の世代が20代以降ということは、団塊の世代が親として子供を産み、「その世代の子」として産まれた私達は、子供の頃から「化学調味料」などを摂取してきたことになります。
今でこそ「実に様々なアレルギー」が問題視されていますが、例えば私が小学生に上がるころから、同級生に数人は必ず「アトピー性皮膚炎」の子がいました。
現代にあって男女の違いをどうこう言うのは好きではありませんが、当時としては男子ならしょっちゅう無茶をしたりして怪我・傷だらけでもよかったものの、当時の風潮としては依然として「女の子なのに顔に傷が…」みたいな因習が残っていたため、アトピーの子で特に酷い子は夏でも長袖を着るなど、隠して生活をしていました。
また、根本的な治療ができないため「ステロイドの入った軟膏」を塗ると、とても良くなる(かゆみが消えるので掻き壊すことが減ることにより、自然治癒力と代謝で皮膚の修復が早くなる)ものの、ステロイドの長期使用は当時からも問題視されていたため、ひとたびそれを辞めてしまうと「また掻き壊しの日々」に戻ってしまっていました。
私の親友にも何人かおり、重度の子を見ると心が痛みました。
他にも「花粉症」などもそうですが、昔はスギの木他アレルギーを起こす木々は沢山あったものの、花粉症で悩む人はほとんどいませんでした。
ところが、花粉症も毎年時期になればテレビでは花粉予報が流れ、ドラッグストアでは花粉症のお薬がゴールデンゾーンに並び、医者では「花粉症はありますか?」と聞かれ、眼科では目薬、内科では内服薬などが処方されます。
さらに多かったのが、私が幼少の頃からやはりアトピーなみに居たのが「小児喘息」でした。
私は当時は「自家製中毒(略してじかちゅー)」、今では「周期性嘔吐症」というそうですが、要は吐いて吐いて止まらず、制吐剤すら口から摂取することができない。
基本的に消化器というのは、逆流する設計になっていないので、胃よりも口側にある「食道」は、胃酸に耐えられる仕様になっていません。
毎年、一週間は突然吐き始め、そこから24時間吐いて6日ほど飲まず食わずだった私は、胃酸の逆流に食道が耐えられず、最後には何も飲食しなくても胃酸を吐いてしまっていたので、食道や胃が傷つき、血を吐いていました。
そんな調子だと死んでしまうため、吐き始めるといつも「入院」というのが定番でした。
入院すると、同世代の子ども達と一緒の病棟になりますが、多かったのが「喘息」などです。
先生も大変で、吸入器、エピペン、給食ではアレルギー対応など、子どもは多かった時代だったので、あれこれ見なければならないのは本当にお疲れ様ですという感じです。
何が言いたいかというと、人類の長い歴史の中で「化学調味料」や「西洋薬」など、「自然界に存在しない状態のもの」を摂取するようになったのは「ごく最近」のことであるということと、「そういった毒性のものは基本的に体内で濃縮されることはあっても、排泄されにくい」ということです。
そんな、「ケミカルまみれ」の私達にとって大切なのは、「代謝をあげること」です。
こういった「人工物」が体内で蓄積をされると、体温が下がり、手先・足先などの抹消血管が詰まり、それによってさらに冷え性などを引き起こします。
内臓なども体温が低いと、活動がどんどん鈍くなります。
腸内の常在菌も元来の「酵素や発酵食品が豊富な食品」から「ケミカルなもの」や「欧米食(肉食)」が増えたことによって、消化に時間がかかるようになり、腸内で発酵・腐敗してしまうことで、悪玉菌は活発になり、便秘を引き起こし、おならは臭くなり、お通じに問題が出てきます。
そうすると、腸は「免疫の要」であるため、風邪を引きやすくなったり、些細な量でアレルギー症状を引き起こしたり、病気にかかった時に重症化したり、治りが悪くなったりということになります。
すると「先生、この薬全然効かないんですけど…」ということになり、さらに強いお薬(化学薬品)が処方されることとなり、益々体温が下がり…と悪循環に陥ってしまいます。
全てを原始に帰ろうなんて、非現実的なことはリアリストの私は言いませんが、今こそ、旬のもの・地のもの、生産者の顔が見えるもの、少しでも体にいいもの、化学調味料などが少ないものを選んだほうが、私達は「健康で自分らしい人生を最期の瞬間まで送れる」のではないかー。
これが、私が「自然食」や「発酵食品」などを摂ったほうがいいなと考える理由です。
”おいしい酢”で生野菜が美味しく食べられる
そんな時に出会ったのが、近くの街に出来た(というか、知っていたけどいつも閉まっているように見えてどうすればいいのか分からなかった)お店が、「はっこうSHOP」でした。
大元はNHCという企業ですが、色んな企業と提携をしていて、自社グループの「日本自然発酵」という会社で作っている自然食・発酵食品が名前に「おいしい」とついています。
ということで、看板商品で年間400万本も売れているという「おいしい酢」と出会ったわけでした。
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ちなみに、近くに「はっこうSHOP」がない、もしくは、少し特殊な販売形式を取っているため、閉まっている場合は、オンライン、ないし楽天などでも取り扱いがありますので、見てみてください。
【おいしい酢と新浜レオン】
NHCは、おいしい酢の宣伝大使として新浜レオンさんを起用。私は”うつ”と診断されてからテレビがうるさくて仕方なく、約7年見ていませんが、今年の紅白歌合戦に出演が決まったそうですね。
新浜レオンさんは、とんねるずの木梨憲武プロデュース、所ジョージ作曲でデビューした演歌・歌謡ジャンルの歌手です。
【おいしい酢は本当においしい】
私も発酵食品マスターとして、またオーガニックコンサルタントとして、何とか普段からオーガニック食品、発酵食品、自然食品などを取り入れたいと思ったものの、3つの壁が立ちはだかって中々出来ていませんでした。
それは
売っている場所が少ない
値段が高い
中身が信用できない
です。
1については、私は東京23区内に住んでおり、徒歩5分以内に複数のコンビニ、スーパー、薬局、病院がありますが、それでも自然食品のお店は1店しか見つけられていませんでした。
そこは、常に開かれているようではあるものの、入りづらいところでした。
2については、きちんとしたものほどお値段が高いのは理解していますが、それでも最初、「はっこうSHOPのリニューアルOPEN」というちらしを見て驚いたのはその価格。
例えば「おいしい酢」は955ml入っているものの1,180円と、スーパーに並んでいる商品と比べればかなりお高いです。
ところが、言い方が変な感じになりますが(笑)ここは「大真面目に発酵食品を作って」います。
スーパーで安価で提供できるのは、1つは「強制発酵」といって、発酵に必要な工程を無理やりやることで、最短2週間で作り上げるそうです。
また、品質の劣化を防いだり、長期保存を可能にする「添加物」を加えて仕上げています。
スーパーで自然食品などが見当たらない理由が分かりますよね。
横に並んでいると「明らかに高い」からなかなか手に取ってもらえない。しかも、「添加物になれている我々」は、裏を見ることは増えても、きちんとその意味を理解できていません。
そこを、この「おいしい酢」は柑橘を元にまず酢を数カ月作ってゆっくり発酵し、その後数カ月の「熟成」を経て初めて販売に漕ぎつけます。
驚くべきことに「酢はつーんとくる」と思い込んでいたのは「強制発酵のデメリット」だったのです。
「おいしい酢」は全く「つーん」がありません。少し甘味もあるので、私は元々毎日豆乳を飲む習慣がありましたが、今は毎朝、このおいしい酢を投入で割って飲んでいます。そのくらい飲みやすいし、美味しいのです。
さらに、内科医から言われていた「生野菜」問題もこれで解決できました。
私はマックのピクルスなどが苦手なのですが、このおいしい酢で浸けると、おいしく生野菜が食べられるのです。おまけに、漬物と違って塩分も無いので血圧は私は問題ないものの、気にされている方でも安心して摂取することができます。
今では、毎日何かしら浸けており
例えば「玉ねぎ」
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普通に玉ねぎを薄めに(お好みで)スライスして、煮沸した瓶に入れ、そこにおいしい酢をひたひたに注ぐだけ。
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玉ねぎの辛味もフレッシュ感だけ残ってマイルドになり、食べやすくなります。もちろん、残った酢は飲みます。ただ、「さすがにそれは…」という方は、お料理などに使ってもいいですね。
かぶや大豆、ブロッコリー、きゅうりとタコ、紫キャベツなども漬けています(画像はかぶ)
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個人的には浅漬けの素で浸けた「かぶの浅漬け」が大好物だったのに、おいしい酢を使った酢漬けを食べ始めたら、「しょっぱすぎて食べられない」状態になりました。
【何より欠かせないのが「酢生姜」】
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おいしい酢と出会うまでは、皮と実の間に栄養が詰まっているので、皮ごと生姜を綺麗に洗ってからみじん切りにし、お酢がひたひたにになるまで入れてからはちみつを大さじ1加えていました。
でも、おいしい酢ははちみつを入れなくても、さわやかな酸味と美味しさが広がるので、はちみつは要らないです。
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これを作り置きしておき、サラダやお肉、おかずなどに大さじ1杯かけて食べる生活を毎日していますが、身体が温まるのでおすすめです。
ある日のごはん
そんなわけで
血糖値はお薬+食生活の改善で安定
コレステロールは指摘され始めた
カリウムを指摘され始めた
私のある日の食事はこんな感じです。
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私はご飯は白米1合と発芽玄米1合を合わせて2合を炊き、5つに分けて保存して食べています。
ということで、主食は写していませんが
玉ねぎの酢漬け
お肉2切れに酢生姜をかけたもの
たらこ人参(人参をスライサーで細切りにしたら軽く炒め、醤油と酒、みりんを少し垂らして味を調えたら、火を止めて生たらこを切り開いて中身だけ入れ、火に再度書けたら全体を混ぜ合わせて完成)
というものです。ちなみに夕飯です。
生野菜は摂れるし、お肉もお酢でさっぱりとして美味しく食べられ、ご飯がすすみますが、脳が満足するのでもっと食べたいともなりません。
お通じが毎日整い、体重もまた減り始めました。後はカリウムが上がってくれるといいのですが…。
また、経過を報告したいと思います。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございます。
皆さんも、これを機に発酵食品・自然食品へ興味を持って、日々の食事に「おいしく」取り入れて健康生活をするためのヒントになれば嬉しいです。
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