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『日本お菓子クロニクル』を読んだら、スーパーのお菓子売り場に立っていた話。

こんにちは。
あちこちに愛らしい魔法使いがカゴを持つハロウィンの季節となりました。
というわけで、お菓子お菓子とつぶやきながら今週見つけたのがこれまで発売されたお菓子が写真で紹介されている『日本お菓子クロニクル』という本。

読んでみたら予想以上の「これは懐かしさの宝石箱や〜」体験でした。誰かと読めば、よく戦隊モノは何が好きだった?とか、夕方どんな番組観てた?とかで盛り上がるあの同世代トークを越えること間違い無しの一冊。勿論一人でページを捲ってもかなり楽しい。「あーこれ好きだった」がたっぷり詰まった一冊です。




君は知っているか『鈴木くん』と『佐藤くん』スナックを

私、発売当時幼かったけれどこれはしっかり記憶の中にあるんです。
『鈴木くん』と『佐藤くん』は、スナック菓子にこの名前!?なネーミングがとにかく衝撃的でした。8分の5チップも分数も分からないのに何で8分の5なのかも考えずもぐもぐ食べていました。

おやつタイムにはさつまいもの蒸したものも好き。でも夕方帰宅したらこういった箱のお菓子がある日が子どもの幸せ指数を爆上げしていたように記憶しています。いつもそばにあったあの嬉しさを、今回思い出すことができて感謝です。

懐かしの商品画像はこちらからどうぞ ⇩


そして、かわいい『ぬ~ぼ~』ってあったよね。

お次は勝手にかわいいお菓子部門です。
黄色くてかわいいぬ~ぼ~。エアインチョコのスプーナと合わせて軽いチョコのぬ~ぼ~のお菓子が好きでしたが、今はキャラクターとして愛されているそうです。

スプーナ、お菓子のぬ~ぼ~画像はこちら公式サイトから⇩

かわいい部門でもう一つ懐かしいのが『しましまクッキー』(明治)(似ている系統で『きどりっこ』(ブルボン)も好き)大切にとっておいて鉛筆たてにしたくなる真四角の箱に描かれたあのファンシーなうさぎと鳥のイラスト。ああまた食べたい!これは復刻希望です。


この本を読んだら懐かしすぎて、気づけばスーパーでかご片手にお菓子売り場に立っていた。

私は読後あっという間にスーパーに到着。
善は急げなのかよくわからないまま、黒いものに変えようと思っていた靴下をすっかり変え忘れて意図せずモノトーンコーデに赤い色を差し色にしたい人になってしまった。うん。大丈夫きっとだれも見ていない。

本の影響を大きく受けて懐かしいお菓子脳でかごに入れたのは、今なお販売されているずっと好きなお菓子。つまり今買える幸せ。アイラブ戦利品の写真はこの記事のサムネでおわかりの通りです。好きな人いたらエアハイタッチ!

小さい頃めちゃくちゃお気に入りだった『エブリーバーガー』『きこりの切り株』、遠足に何円以内か計算して持っていった覚えがある『ジューC』(なんと発売50年!ぶどう味もいいね)、天才的なあまじょっぱさがいい和風スナック『ピッカラ』。

ああ今日もそこに並んでくれてありがとう。眼の前に広がるこの景色は、1つ1つが誰かのお気に入りなんだと思うと実に感慨深い。こうしてお菓子売り場に立つと、ズラッとお店に並んだお菓子の見え方がこれまでと変わったのでした。



▼本日の推薦図書



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