書くことで無意識にアプローチする本
「「書く」習慣で脳は本気になる」茂木健一郎 (著)
本書を読んだ理由
茂木健一郎氏の著作です(第2弾)。
茂木氏の上記の本を読み終えてからも、無意識へのアプローチを考えていました。
たまたま本書の目次をサンプルで見たときに「無意識」のワードがあったので、「これは!」と思い、早速読んでみることにしました。
心に残ったポイント
・脳を本気にさせる方法は書くこと。習慣化できれば、われわれは脳を本気にさせて、自分の考えている以上の成果を上げることができる。
・無意識を意識化する有効な方法は無意識を言語化すること。文字にして書くこと。無意識を脳の外に固定することでメタ認知が働き、自分の中ではっきりと意識されることになる。
・脳の記憶システムの限界を超えるためには、記録だけ。記録することだけが脳の本気モードを継続させることに役立つ。
・書くこと、表現することが、自分の資産になる。
・脳は、自分が考えていることを常に把握しているわけではない。外部に出力してみないことには、「何を考えているのかわからない」とさえ言える。
・無意識の中にある可能性を掘り起こすためには、「書く」作業が不可欠。「書く」ことは自分が抱えている無意識と対峙するコミュニケーション方法。
・夢や目標を書いてそれを何度も見ることで記憶が強化され、その記憶が脳の潜在能力に働きかけ夢をかなえる力を引き出してくれる。
・自分が何を本当は考えているかは、書いてみて初めてわかる。
・書くという行動は、自分の無意識にアクセスすること。「書く」ことで、脳に新たな回路がつくられる。
・「書く」ことはあくまでもきっかけ。未完成でいい。
・「早すぎる自伝」を書く(ネガティブな言葉は使わない)。
・なぜ書くだけで願いがかなうのかというと、その言葉を発した人間の脳の状態が変化するから。
・インターネットで発信することは、自分自身を高めること。自分を高めていけば、当たり障りのないことや建前を発信することに窮屈さを感じるはず。
今後に生かすこと
noteに記事を書くことは、無意識にアプローチする方法でした。。
灯台下暗しとは、まさにこのことかと痛感しました涙
書くことで願いが叶うといった話は、昔からよく自己啓発でいわれていることであり、知らない方は少ないかもしれません。
しかし、脳科学の観点で、分かりやすく説明している本は多くないと思います。
自分自身のことをよくわかっていないと感じているため、書くことを通じて、無意識の中から「自分」を発見していくことをこれからも続けていきたいです。
「自分」を発見した結果、何が起こるのか…未来に期待です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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