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余裕がない時こそ、花を飾ろう。自分のために。

「ゆとりがあるから観葉植物を育てるんじゃない。植物を育てているから、暮らしにゆとりがうまれるんです。」

ある日、こんな言葉をみかけました。ほんとうに?

癒されたい。ゆとりがほしい。余裕がない・・!日々を追われていた当時のわたしに、この言葉は希望に見えました。

今日はわたしが部屋に花を飾るようになった話をします。思いがけず素敵な効果を得られたので、いま余裕がないひとほど、試してみてほしい。



観葉植物を飾りたい。でもお世話ができない。

以前から部屋に植物を置きたいと思っていました。憧れるのはおおきなグリーンがいくつもある暮らし。

デンマークに旅した時、Airbnbで民泊した時、ダイニングキッチンの窓辺にいくつもの大きな鉢植えが並べられていて、なんて素敵なんだろう!と目を見張りました。

帰国後おしゃれな友人や先輩宅を訪ねたら、彼女たちは広々とした空間におおきなグリーンをいくつも置いていて、こんなお部屋に住みたい!と憧れました。

でも、わたしには問題がありました。

植物のお世話、できる気がしないんだよね。

枯らす自信しかないよ。



たった1本の花が部屋の空気を変えてくれた。

ある日、近所のお花屋さんの前を通りすがる時、パッと綺麗な色に目を惹かれました。あの色を持ち帰りたい!

ガラス張りの引き戸を開けてお店に入ると、もっと鮮やかにその花は目に飛び込んできました。

ていねいに包んでもらった、たった一輪の花。帰宅してさっそくテーブルに飾ってみました。

すると、部屋の空気がパァッとかわったのです。

わー素敵!きれい!かわいい!部屋に入るたび、花を見るたび、自然と笑みが溢れるような明るい存在感。



こぢんまりした部屋でも、花なら飾れる。

わたしには「観葉植物を飼ってもお世話ができない(枯らす自信しかない)」にくわえ、もうひとつ問題がありました。

おおきなグリーンを飾る場所がない。

住んでいるのは、こぢんまりしたアパートの一室。

憧れの友人宅のように、ゆったりとした空間におおきなグリーンをいくつも置くのは、物理的に難しそうでした。

けれどたった1本の花なら気軽に飾ることができます。



花を飾ると、不思議と片づく。

忙しい時、こころに余裕がない時、ぐちゃぐちゃの頭のなかを反映するかのように、部屋もごちゃごちゃしてきませんか?

そんな時、散らかった部屋のなかに、きれいな花が一輪。

すると「すてきな花を買ったのに、部屋が雑然として埋もれちゃってるな…」「綺麗にしたいな…」と片付けスイッチがはいります。

気づけば花にふさわしい空間に整えはじめている。

部屋がスッキリと片付くにつれ、こころも、ごちゃごちゃ混乱していた頭も、スッキリしてきます。



苦しいときこそ花を飾ろう。

忙しくてストレスがたまったとき、心に余裕がなくなっていると感じたときこそ、花を飾りたい。

それも、とびきりの1本を。

疲弊しているわたしに元気をくれる1本を。
落ち込んでいるわたしに癒しをくれる1本を。
その時のわたしに必要な1本を、直感で選ぶ。

花を選ぶ一瞬でいいから
立ち止まって自分の感情や感性に向き合う。
この行動こそが、わたしたちに余裕をくれます。

「ゆとりがあるから花を飾るんじゃない。花を飾るから、暮らしにゆとりがうまれるんだ」

余裕がない時こそ花を飾ろう。
きっといい変化が訪れるから。

最後までお読みいただきありがとうございます!


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書いた人:やくしま
1990年生まれ。クリエイティブ業界で働く企画職。体力なし子につき、コロナ禍をきっかけにフルリモートに移行。勤務先企業の業績悪化から思いがけずフリーランスの道へ。在宅ワーカーやフリーランスの働き方アレコレを発信しています。

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さき|フリーランスライフコーチ
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