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電話が嫌いです、でも留守電の方がもーっと嫌いです

2月4日 火曜日


昼過ぎ、一本の電話。


テレテンテンテンテンテンテンテンっテンテテーレ♩


文字で伝えることがほぼ不可能な、あの独特な着信音。
私は恐らく一種のモスキートーンだと踏んでいる。
絶対にこの妙なリズムが私の電話への不快感を増し増しにしてると思う。


今回も例外なくテレテン♩(以下省略)が鳴り終わるまで放置し、途切れた瞬間にネットで番号を調べ必要であればかけ直すし、なければキレる。


前に"英語教室の無料サンプルご案内"だったときは思わずファッッック!!と叫んだ。

私はそれくらい電話が嫌いで、基本名前が表記されないテレテン♩には絶対に出ない。


テレテン♩が鳴り終わるまで放置し、鳴り終わった瞬間にネットでどこからの電話なのかを調べ、必要であればかけ直す。

2度手間の真骨頂みたいなことだとは自覚してるし、掛けてきていただきやがってる人には本当に申し訳ないと思ってるけど…テレテン♩の恐怖にはなかなか打ち勝てない。

特に世間的に悪いことをした記憶も、何か買ったような記憶もない。図書館の本の返却もきちんとしてる。
なのに何故かドキッとしてしまう結構謎な現象。


もしかしたら前世があれかもしれない…
糸電話発明したのに誰かに横取りされた挙句、虚しく葬られた名もなき発明家だったのかもしれない。

とにかくそれくらい電話が嫌い。

"どうしても!ってな用があるなら、留守電に残せばいい"


そう言って締めくくりたい気持ちは山々だけど、正直言って留守電の方がもっと嫌いなんだよな…悔しいな。


何故ならばそこには私への"どうしても"な理由が確実にあるからメッセージが残されてるわけで、受け取るしかない。


あぁなんだろう、なんだろう!!!(ぶるぶる)


再生する前に、ここ1ヶ月くらいの自分の行動や何かやり忘れてやしないかを走馬灯のように頭に巡らせる。


しかし結局のところ、留守電を再生して恐ろしいメッセージが入っていたことはかつて一度もない。


大体がめちゃくちゃ良い人そうな、朝ちゃんと鮭定食を食べてそうな物腰柔らかい人からのご案とかそんな感じだ。


そうなると私は一体、電話や留守電の何を嫌っているのか…
結局なんか"生理的に無理"みたいなものだと思う。一番しょうもない理由。


いつか私がおばあちゃんになったとき、iPhoneではなくピンピンに伸ばした糸電話を使うようになる日が来るのかもしれない。


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