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【読書感想文】『全米No.1のセールス・ライターが教える10倍売る人の文章術』(ジョセフ・シュガーマン)
おすすめポイント
“モノを売るとは?”
人にものを売るとはどういうことなのかというセールスの本質が理解できる1冊です。
レビュー
読みやすさ ★★☆☆☆
理解しやすさ ★★★☆☆
おもしろさ ★★★★★
すぐに実行できる★★☆☆☆
何度も読み直したい ★★★★★
ジョセフ・シュガーマンの考えは古い?
本文では、文章(セールスコピー)を書く上でのテクニックが成功例とともに紹介してあります。
正直読む前は、失礼ながら現在と一昔前のジョセフ・シュガーマンの時代とは少し違うような気もしていました。
しかし、読み進めていくうちにそれは間違いだということに気づかされます。
なぜなら、昔も今もセールスの本質は変わっていないから。
また、著書がアメリカ人でだったため馴染みのない固有名詞や表現もあり、その点でも勉強になりました。
キーワード
キーワードは、本文中に複数回出てきた「メンタル」「保証」「信頼」の3つ。
これらの3つのワードを念頭において再読するとかなり分かりやすくなりました。
印象的な言葉
印象的な言葉は以下の3つです。
水平思考
草稿を練り上げることが真髄(第一稿が一番ひどい)
コピーライティングも編集もメンタルな作業
※エドワード・デボノ「水平思考」…問題解決のために既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法
特に印象的なのが、本文で何度も言っている
“草稿を練り上げることが真髄である“
印刷物や記事のチェックをしているとき、読み返せば読み返すほど、間違いが見つかることってありません?
まさにこのことです。
せめて一晩は記事を寝かせるようにするべし!
これはすぐに実践できそうですね。
実践したいことを書き出してみる
ジョセフ・シュガーマンが紹介するテクニックは、すぐに活かせるものよりは、今は完全に理解はできないものが多いです。
でも、とりあえず頭の片隅にストックしてみることにしました。
そして、時間が経ってから、或いは何かの出来事をきっかけに
「あの本に書いてあったことはこういうことだったのか」
と感じることができるように経験を積めたらいいかなと。
なぜこのように思ったかというと、以下に続きます。
本文中に、心の中に「種」をまかれ、何かの経験により人を動かした例がある企業を例に紹介されていました。
↓
↓
ある人が何度も営業の話を持ちかけられます。
断り続けていたのですが、身近に起こったある出来事を目の当たりににし、その営業のことを思い出します。
そして購入を検討するようになります。
つまり、この営業マンは
“いつかふとした瞬間、人を動かすような種”
をまき続けることに成功したのです。
すぐに成果は出なくても、ふとした瞬間に
あ、そういえばあいつがこんなこと言っていたな?
って思われたらそれでいいのです。
なるほど、と勉強になりました。
いかがでしたでしょうか。
上手く感想文としてまとめられませんでしたが、Sakanaはこの本から学ぶことがたくさんありました。
気になった方はぜひ……!