なんとな~く、分かってきた「生きている究極の目的・意味」のお話
コロナがあって、色々な価値観が変わってきていると人は言う。けど、何が変わって、何が変わっていないのだろうか?
私は日本史とスターウオーズが大好きで、その2つから色々な原理原則を独学で考えてきた。
日本史とスターウオーズがどうリンクするの?というお話はまた今度にするとして、このコロナで家にいることが多くなって、仕事以外の事を考えれるので、敢えてここに書きおいておこうと思う。
生物や自然における究極の目的・意味は何か?私たち人間も、動物も、植物も、そして自然や宇宙もエネルギーを持つものすべてが最終的に行き着く目的や意味。
これは、西郷隆盛の「南洲翁遺訓」や、そして宇宙の終わりという以下のYouTube(https://www.youtube.com/watch?v=uD4izuDMUQA&t=609s)を見て、背景に「禅」や「陰と陽」という考えを結びつけて、自分の中でだした一個の仮説だ。しかも、私は一般人だからそこまで専門的に「禅」や「陰陽」を勉強したわけではない。でも、好きなので外れてはいないと思っている。また、たぶんこの答えに行き着いたと思う文献や本なんかはいっぱい出てるから、私が自分で発見したとも言えない。でも、実感した。この答えがひらめいたのは、朝起きる直前だった。でも、この答えがひらめいた時に、嬉しくて、でも儚くなって、なぜか涙が出た。
では、あなたの生きている目的や意味は?
これを聞かれて、○○だ!と答える人もいる。私はこの答えに辿り着く迄は、目的なんかないよ、そんなのは人間のエゴや欲望でしかないと思っていた。生かされているだけだと思っていた。その中で、楽しいことや辛いこともあって、一喜一憂しながら生きていくものだと思っていた。
これを読んでいる人は反論する人もいると思う。目的は自分で決めるもの。そして、それに少しでも近づこうとする「意志」が「人間であり、人間らしさ」だと。
それもそうだ。でも、それは2つ目の生きる目的や意味だと思っている。あくまで2番手。1番手はそれではない。
一番手は「繋ぐ」ことだ。
人も、植物も、動物も、そしてこの地球も、宇宙もいつか終わる。そう、どんな大きなものでも小さなものでも、要は「完全体はない」ということ。宇宙が次にどうなるのかとかは、分からないけど、完全ではない。要は時間に逆らえるパワーはどこにも存在しないのである。時間に打ち勝つパワーがないエネルギー(ブラックホールのエネルギーもたぶん難しい)しか、今の世界にはないのである。
では、その未完のエネルギーしか持たない我々生物にとって、すべきことは何か?それは、「後世へ繋ぐ」これしかない。その中で変化し、強くなっていく。どんな人でも、今の世界でさえ全人類の知識を得ている人はいない。AIもそこまでは無理だ。その為に「繋いでいく」必要がある。自分が出来ないことをより適応させる為に、そしてそれが進化・適応へと繋がっていく。繋ぐことを辞めること、それは絶滅を意味する。もう生物としての態をなしていない。(仮に、AIにここを任せるようになったら、それは人間が生物としての終わりを迎えることと同じ。そして、AIが生物になるということだ)
敢えて言うが、これは我々人間の場合、繫殖ではない。なぜなら、他人の子でもいいのでからである。自分の考えや気付きを人間は言語等を活かして他の人間に伝えることができる。直接の子どもである必要はない。産めよ、殖やせよではないということを強く言いたい。
ただ、繋ぐこと、これが生命の目的・意味なのだ。自分だけではどうにも出来ない未完の部分をより完全に近づける。それは、ものすごく小さな近づき方かもしれないが、これをやらないと滅びてしまう。
そう、感じている。「繋ぐ」ことさえ出来れば、私達の生きる目的は最低限達成されたのである。
どうだろう?あなたは「繋ぐ」ことが出来ているだろうか?子供、後輩に繋いでいることが出来ているか?自分の利益に躍起になっていないだろうか?
私は日本史が好きなこともあって政治にも興味があるし、ビジネスマンなのでビジネスにも興味がある。特に今の政治に欠けているもの、それは「繋ぐ」だ。「繋ぐ」をテーマにした政策は、生命の目的なので、必ず受け入れやすく、支持も得やすい。「繋ぐ」をテーマにしたビジネスは成功する確率は格段に高いはずだ。潜在的なニーズなのだから。
「繋ぐ」ことは「希望」なのだ。「希望」を人は、特にこの今の状況では、欲するのに…世の中のリーダーたちは少し遠回りしているように感じてならない。
スターウオーズのエピソード4の副題は「A NEW HOPE」…。見事に「繋いで」いる
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