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読書記録(2023/8)

未だに現在と1年以上のギャップがありますが、ここ数年ずっとInstagramでつけてきた読書ログの過去のものを少しずつNoteにもアップしていきます。

●夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説

村上 春樹(著)×安西 水丸(絵)
先月に引き続き夏休み期間中の癒され短編小説タイムに選書。例によってさらっと、でもってくすくすと読める作品軍でした。村上春樹の作品が好きで、かつまだこのあたりを読んでいない人には「ぜひ久々の読書にどう?」っておすすめしたいけど、彼の本は好き嫌いが思いっきり分かれること、嫌いな人は大体ノルウェーの森あたりを一冊目に選んで途中で「うーん」となったことを沢山聞いてきたので、そういう方の二冊目にはあんまりおすすめしないかも。若い時の彼の作品は文体が最近のものよりは大味だから。


●愛を込めて生きる “今”との出逢いをたいせつに

渡辺 和子(著)
去年の年末に日本に一時帰国したときに、クレンジングカフェの社員のともみちゃんが「これ、私の一番好きな本のひとつです!」って教えてくれて買って帰った本。途中まで日本で読んだんだけど、時間のあるときにゆっくり味わいたいなと思って最初から読み直しました。カトリックのシスターが書いたエッセイ集で、自分の損得勘定だけでなく、命をいただいた身としてどうやって外の世界と関わりながら、忘れてしまいがちな当たり前に感謝しながら生きていくべきかの教えが沢山つまっている本。これを愛読書として選ぶともみちゃんの心の素敵ささすがだなあと改めて尊敬の意を抱きました!


●走ることについて語るときに僕の語ること

村上 春樹(著)
7月に事故にあい、プールで泳げなくなってから久しぶりにランニングを始めたら過去イチはまってしまい、今や月にOver150キロ走るほどに成長したので読みました。村上春樹も33歳でランニングをはじめて、それからフルマラソン・ウルトラマラソン達成していると知り、私のやる気も俄然アップ。ランニングのメソッド本じゃなくて、走るということの哲学を語ってくれる本。最近私は身体のためというより、むしろ自分の脳の疲れを取るために走っています。ラン、楽しい〜。


●夫婦脳 夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか

黒川伊保子(著)
去年結婚した頃に、中学からの同級生の萌がInstagramでおすすめしてくれているのを見てずっと気になっていた本。私は女子校出身の上に男友達より女友達の方が数がずっと多いので男性の脳の仕組みはいまだに未知なる存在。夫婦関係を良好に保つためにどういう部分に置いてどういう理解が必要なのか、中立的に書かれていてよかった。ビジネスで異性のパートナーと良好な関係を築きたい人にもおすすめ。


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sacaikumi
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