「呼吸」について
こんにちわ。じゅんです。
久しぶりに時間ができたので記事を書こうと思います。
今回は呼吸について書いていきたいと思います。普段何気なくやっている「呼吸」ですが呼吸法には「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2種類があります。
《腹式呼吸と胸式呼吸》
腹式呼吸と胸式呼吸は、どちらも重要な呼吸法ですが、それぞれ異なる筋肉を使い、異なる効果を持っています。日常的な活動において自然に行われる呼吸です。両方の呼吸法を適切に活用することで、健康的な呼吸を実現することが可能です。
《腹式呼吸とは》
「腹式呼吸」とはお腹を使う呼吸法です。この呼吸法は体幹の横隔膜という筋肉を使ってする呼吸法です。息を吸う際にお腹が膨らむのが特徴で、横隔膜が下に下がることで肺が広く、より多くの空気を取り込むことができます。胸が大きく動かないので肺への負担が少ないのが特徴です。
そして腹式呼吸には以下のような効果が期待できます。
便秘解消:腹部を意識して動かすことにより同時に内臓が刺激されるので便通が良くなります。また、内臓への血流が増加することで代謝が上がりダイエット効果も期待できます。
ストレス軽減:自律神経を調節し、副交感神経を優位にすることで心拍数を下げて、消化器への血流量を増加させ、身体が休息した状態へ誘導します。
リラックス効果:ストレス軽減と同じで副交感神経が優位になります。就寝時に仰向けで行うことで睡眠の質が高まります。
《胸式呼吸とは》
一方、「胸式呼吸」とは、胸を使って呼吸する方法です。息を吸うと胸が膨らむため、肋骨が上に動き、肺が広がります。主に肋間筋を使って行う呼吸法です。自然に行われることが多く、特に運動中、緊張時には多く見られます。胸を使ってする呼吸では交感神経が優位になり、身体が活性化してパフォーマンスを上げたり、リフレッシュした気分になったりします。
胸式呼吸には以下のような効果があります。
交感神経の活性化胸式呼吸を行うと、交感神経が優位になります。これにより、アドレナリンの分泌が促進され、身体がアクティブな状態になります
。
集中しやすくなる:交感神経が優位になりアドレナリンが分泌することで身体が動く準備ができる。
お腹を引き締める:体幹のインナーマッスルの強化胸式呼吸の一種である胸式ラテラル呼吸を行うと、お腹引き締めを行った状態を保つことができます。これにより、体幹のインナーマッスルが鍛えられ、背骨が保護され、体幹全体がコルセットで固定。
肺全体を使う:肺の上部の換気を改善する胸式呼吸は肺の上部をよく使うため、この部分の換気を改善する効果があります。
内臓のマッサージ効果:胸式呼吸により肋間筋が動くことで、肋骨の周囲の筋肉や組織が刺激され、内臓が軽くマッサージされる効果もあります。これにより、消化器系の働きが促進されることもあります。
以上のことから、日常でやっている呼吸でもやり方によって効果が変わります。
冒頭でも書きましたが、適切な場面で適切な呼吸法を選択することによってご自身のパフォーマンスを上げたり、ダイエットや便秘解消などの体調管理に役立てたりすることもできます。日常生活の中で「呼吸」を気にしてみてはいかがでしょうか。ではまた。
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