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5秒後の世界を変える方法〜繊細さんが本当の自分を知るための「キャラクター設定」〜


この世は一つの世界だよ。誰もが自分の役をこなさないといけない舞台さ。

あなたは普段、どんな性格で生きていますか?
明るい?暗い?
楽しい?おとぼけ?憂鬱?不思議ちゃん?静か?

また、そのキャラクターについて、あなたはどう思っていますか?

無理している?自然体?

そして、あなたはそのキャラクター設定を
受動的にしていますか?それとも能動的にしていますか?
5秒後のあなたは、どんな人になりますか?

今日は、繊細な人にこそオススメしたい考え方
そして、発信をする時にも是非取り入れて欲しい


自分の限界を壊して
自分の本質を発見して
さらに限界を突破する方法を見つけられる
超短期的キャラ設定法

について話します。

演じることは、「本当のあなた」を知ること

冒頭に書いた言葉
「この世は一つの世界だよ。誰もが自分の役をこなさないといけない舞台さ。」
はシェイクスピアの劇、『お気に召すまま(As You Like It)』に出てくる台詞です。

私は、小さい頃から、何も考えず生きるより、何かのキャラクターを演じた方が楽だと思っていました。

「明るい」「よく喋る」というキャラクター
「真面目」というキャラクター
「優等生」というキャラクター(今なら「仕事ができる」というキャラクターですね)

こういう設定をいつもして遊んでいました。

もちろん、キャラクターを設定することによって

「自分の殻を壊す」
「自分の限界を突破する」

ということもできます。

でも、それ以上に大切なのは

「あるキャラクターを設定することで
 本性(と限界)を知る」

ことです。

「規定」があなたを自由にする

ライティング・発信も一つのクリエイティブですが、先日、クリエイティブについて面白い話を聞きました。

「何でも、思いついたことを、自由に書いていいよ」
と言っても、多くの人は何も書けません。

でも、例えば

「あなたの好きな動物と、その動物を好きな理由、嫌いな理由、そして、その動物を他の人にも好きになってもらうためにはどうしたら良いと思うか書いて」

など「規定」すると、人はスラスラと書き出します。

そして、「何でも書いて良いとして書いたもの」と、「規定して書いたもの」どちらが自分らしさが表れているかを聞くと、ほとんどの人が「規定されたもの」と言います。

規定する=それ以外の可能性をなくすことです。
でも、その方が自分について表現できるのです。

可能性をなくすから、「表現できる」のです。
可能性をなくすから、「自由だったら…」がわかるのです。

「できる」よりも、「できない」「違う」が重要

これは、キャラクター設定も同じです。

例えば、めちゃくちゃよく喋るキャラクターを設定したとします。

やってみて「できない」となる。ここで初めて
「今の自分は、めちゃくちゃよく喋ることはできない」と知れます。
(実は、「案外できた!」もありますよ。私は、「できなそうー」と思っても、意識的に先に手だけ挙げるようにしていますが、それで何度も「案外できるじゃん!」を体験してきました。)

でも、もちろん「案外できた」ではなく「できない」になることもよくあります。
「できない」とわかったら、次に、この「できない」について詳しく吟味します。

まず、その設定したキャラクターを、今後人生の中で、「やりたい」か「やりたくない」かと、なぜそう思うかの理由。

ここで、もし「やりたくない、絶対一生やりたくない」と、「今できない」という理由以外の理由でやらないと思った場合は、それは一生やらなくて良いことかもしれません。(今の自分の視座では、という条件付きですが)

ただ、ここで「やりたい」に判別されたら、次は「できない」レベルを判定します。

1、「一生どんなに頑張ってもできない」(現状の自分の精神的、身体的理由で)
2、「何か工夫すればできる」
3、「訓練すればできる」

こうすることで初めて、2、3については「じゃあ、どうしようか」という頭になります。

1になった時、しかもそれが本当は達成したい、自分のなりたい姿だったときは、きっとショックですよね。
でも大丈夫。

1「一生どんなに頑張ってもできない」になったら次は、
「できることで得られる効果を達成するための、別の手段が考える」を始めれば良いだけです。

あなたの「キャラクター」を10分だけ規定してみよう

繊細さんは、基本的に思考の無限ループに陥りがちです。
そして、その無限ループを、苦しみながらも「実は」「無意識に」愛しています。

でも、本当に苦しい時ってあるよね。

そんな時は、

5秒後の自分は「こういうキャラクター」と規定してみるのです。
時間は、「10分だけ」とかで良いです。

いきなり、「人生ずっと」だとハードル高くて試せないでしょ。

「こういうキャラクター」をイメージしにくければ、芸能人とか、有名人、映画の登場人物、小説で読んでキャラクターになりきってみるのも良いですね。
で、「その人だったらこうする」を行動に移してみるのです。

うまくいけばそれはそれでOK。
できなければ、「自分について、また一つ発見できる」上に、上の思考で「じゃあ、どうしよう」というポジティブ(建設的)な思考に入れます。

私も今、このブログを書くのに
「私は、めっちゃブログ流暢に書けるキャラ」と設定しました。
そしたら、スラスラ書けすぎて長くなったけど、それはご愛敬ということで。笑

以上、


自分の限界を壊して
自分の本質を発見して
さらに限界を突破する方法を見つけられる
超短期的キャラ設定法

でした。

ぜひ、今から10分間だけでも良いから、試しにやってみてくださいね。


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麻生さいかについて

「書いても書かなくても良い出版社」
ノーベル書店代表

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