ゴッペ

頭にはあるが伝えるほどではない事、思い付きはするが発表するほどではない事を自由に書いていこうと思います。

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  • エッセイ

    その時に考えたことのまとめ

最近の記事

Tokyo 7th Sisters LIVE 「DIVE TO YOUR SKY!!」の読書感想文

まえがき  Tokyo 7th Sisters LIVE 「DIVE TO YOUR SKY!!」2日間とも現地で参戦してきました。1日目はB2ブロック、2日目はC1ブロックでした。  めっちゃ疲れたけど、それ以上に楽しかった。これに尽きます。  ライブ中は半ばトリップしている状態というか、音を聴くというより浴びている時間がほとんどで、自分でもよく分からなくなって普通に天井とか床みている時間とかあります。正直に言うと細部まで覚えていません。席としてもメインステージが遠かったと

    • 一期一会の答えは分からない

      【一期一会】という言葉は、茶の湯を大成した千利休の教えが語源とされている。「茶会でお会いする相手とは一度きりなのだから、敬意をもってもてなすべし」という心構えを弟子が書に著し、江戸時代の大老である井伊直弼がこれを引用、「たとえ同じ相手でもこの茶会の時は一度しかないのだから、変わらず礼を尽くすべし」と説いた。そこでは「一生に一度の出会いを大切に」は勿論、「何度会ったとしてもそれは一度しかない出会いなのだから大切に」という事を述べている。  そこから【一期一会】という四字熟語が現

      • 首を傾げルト

        「電車に乗ると、多くの人がスマホを見るために首を前に傾げている。そこには何の計画性もない。乗客達は何の示し合わせもせず、にも関わらずそのような状況が生み出されている。  これはどう考えたって異常な現象だ。  どこかでハーメルンが笛を吹いているのではないかと思ってしまうくらい、皆一様にスマホを覗き込んでいる。つまり、スマホは悪意を持ったカルトによって生み出された洗脳装置なのだ。そう言わざるを得ない。テクノロジーの発展とともに生み出されたその装置は、その実は現代文明の呪物なのであ

        • 襲いかかるマルクス・アウレリウス・アントニヌス

           高校の頃は世界史が得意科目だった。好きだったのもあるし、授業で使う資料集も読み物として面白いと思えたし、用語を覚える楽しさもあった。  その反面、大学受験として真剣に勉強する必要もあった。隙あらば用語集を開き用語の文字列を脳にひらすら焼き付けていく作業。風呂に入りながらルネサンス期の文化人と代表作品をひたすら暗唱する、といった機械的な勉強法をやり続けていた。自分はAIではないので、ひたすら覚えるしかないのである。  そのおかげもありセンター試験(現、大学入学共通テスト)では

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          7本

        記事

          マッチングが出来るらしいアプリの話

           最初に書いてしまうと、これはマッチングアプリで変わった人とやり取りをしただとか、いざ出会ってみた人がとてもいい方だったとか、こうした方が良い、あれはしちゃ駄目、みたいな体験談ではないです。  その逆で、自分はマッチングアプリを使った事は無いですし、今後も使うつもりも無いんです。  ではどんな話なのかというと、周りでマッチングアプリを使用している人、またはそれに類するサービスを使っている人が多いという事に驚いたという話。  マッチングアプリは色んなものがあるし、CMもや

          マッチングが出来るらしいアプリの話

          思い出したくない話

          誰しも思い出したくない記憶はあると思うんですが、そういう記憶に限って何の脈絡もなく思い出してしまうんですよね。 中学一年の頃、学校の行事で炊事遠足というものがありました。山のキャンプ場みたいな所に行って、4、5人に分かれた班ごとに何かしら料理を作り、それを食べるレクリエーションみたいなやつです。自分の班は話し合いの結果「キムチチャーハン」を作ろうという事になりました。今思うと遠足の主旨から少しずれている気がしますが、まぁ担任からOKが出たので良かったんでしょう。 食材や調理

          思い出したくない話

          ウサギとカメと、スマホを弄りながら歩く人

           ある日、ウサギとカメとスマホを弄りながら歩く人が山の麓まで競争する事になった。 スタートすると、ウサギは本当にぴょんぴょんと音が鳴っているかのように軽快に、カメは牛歩ではあるが一歩一歩着実に進んでいった。  一方、スマホを弄りながら歩く人は、スマホを弄りながらゆっくりと歩いていた。  そんなレースの結果は、途中で脇道に逸れたスマホを弄りながら歩く人が3位、途中で居眠りをしてしまったウサギが2位、懸命に進んだカメが1位となった。  こんな皮肉の効いた現代風童話が生まれる可能

          ウサギとカメと、スマホを弄りながら歩く人

          大人になって、勉強を始めた

           12月某日、世界遺産検定2級を受験した。9月に3級を受けたので、今年後半は世界遺産の勉強がメインの生活と言っても過言ではない。3級は合格し、2級もおそらく大丈夫だろう。来年は1級取得を目指してみようかと思っている。  大学を卒業してから久しくアカデミックな勉強はしてこなかったし、勉強をする経験も久しぶりだった。世界遺産検定の勉強はとにかく知識、知識で、ひたすら暗記をして頭に沁み込ませる作業が続く。それは、高校受験に向けて世界史をひたすら頭に詰め込んでいた時の感覚に似ていた

          大人になって、勉強を始めた

          fhánaのライブに行ったので、いまさら感想を書き連ねていく

          もう1週間経ってしまいましたが、改めて、fhána"where you are Tour 2019"に行ってきました。残念ながら大阪と名古屋には行けず断腸の思いですが、東京2日間の感想をつらつらと書いていこうと思います。 他の方の感想と同じような内容かもしれませんし、記憶も断片的。まして全通しているわけでもない。 語るには何もかも足りなくて拙いものではあるんですけど、「ライブから1週間たった今、何となく思っている事」を自分の言葉で文章化したい衝動に駆られました。それだけ、今回

          fhánaのライブに行ったので、いまさら感想を書き連ねていく

          『異世界転生しそうな彼女の後をつけてしまった』

          電車で見かけた人が 「あれ、この人これから異世界転生でもしそうな雰囲気だな」 という感じだったので、妄想してソレっぽく書いてみました。 ザ・フィクション。  ホームへの階段を勢いよく下り、目の前の車両にまっすぐ飛び込んだ。同時に発車のベルが鳴り止み、ドアが閉まる。  俗に言う、駆け込み乗車である。  いつもはホーム中頃に停車する車両、5号車6号車あたりに乗っている。が、今朝は勝手が違った。家を出て数分経った歩いた道中で、スマホを持っていない事に気が付いたのである。今から取り

          『異世界転生しそうな彼女の後をつけてしまった』