『過去の私』に胸を張る。
◾️遠回りをするしかなかった。
・現在地から歩いてきた日々を思い返せば、良い出来事も悪い思い出も自分の血となり肉になっている事に気づく。
・他人然り、私から見ても遠い日々を振り返れば「遠回りしているかもしれない」、「行かなくて良い道を進んでいるかもしれない」、時にそう思う事もあった。
・しかしそうしなければ、今の私にたどり着く事は出来なかっただろう、決してスマートとはいえないが、無駄だ、無意味だと思える日々は私には必要だった。
◾️自分の気持ちが人生の道標。
・より良い方向に人生を進んで行けるようもっと早く軌道修正できれば良かったのかもしれない、いや誰かがアドバイスをしてくれていたのかもしれない、しかし、私は私の決めた方向へ歩いていく事しか考えられなかった、そうすることしか出来なかったのだろう。
・生まれてから之迄、子どもの頃だろうが大人になった今でも様々な岐路に直面し行く道を決め自身の人生をカタチ創り、これからも選択の連続の中で生きていくだろう。
◾️過去の私と今の私は最高のパートナー。
・私が心がけている事がある、それは「『現在の自分』に決して後悔しない」と言うことだ。「ああっ、ああすれば良かった、こうすれば良かった」と省みる事は誰でもあるだろう。しかし、苦しかった時、辛かった時、私は私なりの頭と経験と思いをフル回転させて、それでも悩み悲しみ涙し必死に導き出した答えを指針に歩き始めるのだ。
・その結果として私は現在地に立っている。それを後悔することは「『自分の歴史』、『過去の私』に失礼だ」と考える。言い方を変えれば「『過去の私』が悲しまないような生き方」を心がける、「なんであんな選択をしたのか自分のバカやろう」と言えば『過去の私』を悲しませてしまうからだ。
・「あの失敗も、あの時の躓きも、辛さも、全てが今に繋がっている」、そう考えれば嫌だった事、思い出したくない事等どれかが欠けたら、私の現在地は全く違う景色だったかもしれない。
・私は私の現在地を愛おしく思う。今の景色と引き換えに日々の暮らしの中では失ったものもあるし得たものもある。それでも私は「『過去の私』に胸を張り」日々を歩き続けられるよう努める。
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