パリ風フォー。
■パリ五輪・選手村の食事メニュー。
・最近のニュース、「パリ五輪(国内外観光客数1530万人)、選手村の食事メニューは炭水化物や食物繊維豊富なフォー、生春巻等が提供される」。
・パリ五輪2024の公式ウェブサイトによると「フォーはアジア料理エリアの『Soup of the day』として、選手の主食として提供される」。また「ストリートフードやサンドイッチ、バーガー、デザートなどを提供する11のサブエリアにはミシュラン星付きシェフによって調理された料理もある」。
■選手のパフォーマンスを支える各国料理。
・栄養情報として「フォーは炭水化物が豊富で競技中のエネルギー補給に適している。また、生春巻もアジア料理エリアのメニューに含まれており、米粉から作られた薄いライスペーパーで野菜や時には茹でた豚肉やエビを包む」。
・ちなみに「パリ五輪の飲食エリアは世界各国から集まる選手たちの多様な食文化に対応するため、ヨーロッパ、アジア、ハラール等計6つのエリアに分かれている」。
■どこで誰に何を提供するか。
・余談、ベトナムで私は普段の食事を自炊と特に昼食や週末は外食で賄う事もある。外食時はベトナム料理が中心、レストランで味わう事もあれば、外国人は私だけのローカル食堂や屋台を楽しむ事もある。
・長年この様な生活をしていると、このレストランは外国人の舌に合わせたベトナム料理、あちらの食堂は完全ローカル向けのベトナム料理等、街中にはアレンジやオリジナルのベトナム料理が溢れている事に気づかされる。
・過去のオリンピック、東京では『和牛を使用したフォー』が登場し、リオデジャネイロでは『炒めフォー』が提供されたように、「どこで誰に何を提供するか」によって味や具材、調理法等が異なり、オリジナルにプラスアルファして人々は食を楽しんできた。パリ五輪の選手村で提供されるフォーの上には鶏肉、牛肉等の代わりにきっとパテが添えられているのかもしれない。