スエードの季節。
■ベトナムの高級レザー。
・最近のニュース、「ベトナム中部の皮革メーカーは年間生産量5万枚の高級レザーを国内、世界(日、米、韓、中、伊、タイ、南ア)へ輸出」。
・中部カインホア省のKhatoco社は「オーストリッチ(ダチョウ)革、およびクロコダイル革のタンナー(皮革メーカー)として圧倒的なシェアを誇る」。
■EVFTAでベトナム皮革製品輸出は伸び続ける。
・同社は「カインホア省およびクアンナム省にダチョウとワニの飼育場を保有しており皮の調達を自社で管理できるのが強み」と述べる。
・国内の取引先は「Trang Nguyen ViNa、Juno collection、JY collection、Ecru Vina等の大手外資企業となり、同社製品は『ISO 14001/2015(環境マネジメントシステム規格)及びISO 9001/2015(品質マネジメントシステム規格)の認証を取得している」。
・ちなみにベトナムの皮革製品の輸出は2018年時点で世界3位であり、またベトナムはEUと自由貿易協定/EVFTA(2020年8月1日発効)を結びベトナム皮革製品の輸出は伸び続ける。
■良質な革靴が一、二万円で購入できる。
・余談、ベトナム主要都市にはお洒落で洗礼された革製品のお店が点在しており、日本からの旅行者、こちらで暮らす日本人の仲間をお連れしても喜ばない人はいなかったほどだ。例えば革靴屋に行けば、イタリアや英国の高級革靴ブランドを彷彿とさせる製品の完成度の高さに驚かされ、更に一足一、二万円で購入できるためコスパの高さにダブルサプライズなのだ。
・私服時、私はジーンズに革靴を合わせるスタイルが気に入っている。スエードは特に好きで、非の打ち所がない一足を発見したためハノイの革靴屋で即購入した。スエードは秋冬物に合わせる事でより一層その魅力を増すが、年中常夏の地域が多い東南アジアで活躍する機会はそう多くない。ではいつ私はその靴を履くのか。日本に一時帰国する際、スエードの季節に照準を絞り、お気に入りを履いて私は家族に会いに行く。