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ぴもみ
2024年7月18日 19:23
弟の遺言は戒名は要らないし、猫の遺骨と共に、海に散骨して欲しいということだった。それは、独身だった弟が、墓参りとか法事とかで、私に迷惑をかけたくないということだった。生前、弟は海にあまり行ったことない。だから、本当にいいの?と何度も弟に訊いた。父は、弟の死をなかなか受け入れられなかった。そして、父は散骨に躊躇していた。息子が跡形もなくなってしまうのはイヤだったと思う。
2024年7月14日 19:04
弟が胆管ガンで余命一年と宣告されてから甘味処もよく行った。弟は下戸で一滴も飲めない。イナムラショウゾウ(チョコ)月光(手つき餅)OTOWA FUJIYA(シュークリーム)AU BON VIEUX TEMPS (ケーキ)銀座ウエスト(シュークリーム)は弟が行きたいと言ったので、神社仏閣とセットだった。「あんたが死んで、すぐに生まれ変わって15年後」「私が70歳で、
2024年7月12日 20:27
2018年5月。弟は胆管ガンで余命一年と宣告された。医師は「うちの病院でも治療出来るが、有明の癌センターに紹介状を書く」と言った。「そこにいけば、寿命が長くなりますか?」「それは、変わらないと思います」と医師は断言した。弟は「姉ちゃんの家の近くの病院にする」と言ってくれた。毎週通院での抗がん剤の治療がはじまる。正直言って、もう抗がん剤治療なんて信じてなかったのだが、(笑)
2024年7月11日 16:47
ひとつ年下の弟は、優しい人だった。夫の看病もよく手伝ってくれた。猫も大好きで、保護猫をよく可愛がっていた。それに、親思いだし、不出来な姉の私にも、我慢してよく付き合ってくれたと思う。社会的な成功に恵まれたとは言えない人生だったが、人に迷惑をかけずに生きていた。そんな優しい弟が、胆管ガンになってしまった。有名にならなくてもお金持ちにならなくても何かを成し遂げなくて