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ぴもみ
2024年7月5日 13:19
夫は転院し輸血のおかげで、歩けるようになったので、会社に行きたいと言いだした。外科部長は、看病する私のことを心配してくれたが、主治医は早く退院して欲しいと言っていた。主治医はの言い分は「こんなところにいたら死んじゃうよ」ということらしい。病院は、毎日面会に通ってみればわかると思うが、すごく疲れる。家から自転車で行けるようになり、気持ちもラクになった。そんなこんなで、「あさっ
2024年7月2日 18:57
夫は余命もあと僅かで、心肺停止を2度も繰り返したのに、退院してからも、通勤した。家から30分もあれば、会社に行けるのだが、ひどい貧血のため、休み休みしか歩けなくなった。それで、1時間半前に家を出る。私は「タクシーを使って欲しい」とお願いしたが、どうしてもイヤだと言う。それならば、私が会社の近くまで送って行くと言ってみたが、それも断られた。ちょうど6月、7月。雨が降ったり、
2024年6月30日 21:07
今回はICUに二泊しただけで、すぐに出ることが出来たが、ナースステーションの隣のお部屋に移された。前回は新館だったので、HCUだったのだが、昭和に建てられた古い病棟は、ナースステーションの隣の部屋だというだけだ。今回は、突然心肺停止になったので、何人かの医師が病室に入ってきて、夫に訊く。「なにがあったのですか?」そんなことは、私たちが訊きたいと思った。ナースステーション
2024年6月29日 22:14
看護師からすぐに来てくださいと連絡があった。トイレに行こうとして、意識がなくなり倒れたらしい。夫は覚えてない。医師から炎症反応CRPの数字が高いと聞いたので、「肺炎じゃないですか?」と尋ねたらレントゲンを見ながら、「僕は違うと思う」と言っていた。1週間後、いろいろな検査をしても、CRPが高い原因が見つからないと看護師が言うので、再度「肺炎じゃないんですか?」と訊いたら、
2024年6月26日 17:33
夫婦2人で医師の説明を受けるために、消化器外科へ行く。主治医は、いつになく暗い顔をしている。私の顔もまともに見ない。「下咽頭癌ですね。手術すると声が出なくなる人が多いです。そして、予後が非常に悪いです」夫の顔を見たら、真っ青だった。「以前、放射線をかけているので、基準値以上はかけてはいけない決まりがあるので、手術をおすすめします」そして、夫は「手術はしません」ときっぱ