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ぴもみ
2024年6月26日 17:33
夫婦2人で医師の説明を受けるために、消化器外科へ行く。主治医は、いつになく暗い顔をしている。私の顔もまともに見ない。「下咽頭癌ですね。手術すると声が出なくなる人が多いです。そして、予後が非常に悪いです」夫の顔を見たら、真っ青だった。「以前、放射線をかけているので、基準値以上はかけてはいけない決まりがあるので、手術をおすすめします」そして、夫は「手術はしません」ときっぱ
2024年6月20日 16:46
夫は腹膜炎の洗浄のため、開腹手術をした。食道ガンの手術と違って、6時間程度で終わったが、何があるかわからないので、義母も呼んだ。手術後、医師に呼ばれて説明を受ける。すぐ夫は部屋に戻ってきた。時間がかかったのは、麻酔がなかなか効かなかったからだと言うが、途中で経過を報告してくれるわけではないので、こちらとしては、なにかあったんじゃないかと気を揉んでしまう。手術後30分くらいは
2024年6月15日 15:37
夫は、抗がん剤と放射線治療を受けて喉の痛みがおさまっていた。だから、私が無理にすすめなくても、良く食べた。手術する前日に、医師から説明を受ける。無口な先生だから「食道を切って、胃を上に持ち上げて食道の代わりにします。何か質問は?」で終わってしまった。あとは、サインして終了。埼玉から足を運んでくれた義兄は、拍子抜けしていた。そして、手術の当日。夫は、軽い足どりで手
2024年6月14日 16:37
こうして、夫の食道ガンの放射線治療がはじまった。5週目で終わった途端。夫は、私の心配をよそに「うすめたお酒なら大丈夫でしょ?」「いや、いや〜ダメでしょ」と私。「飲んじゃお〜」と夫。「看護師さんが言ってたじゃないの!やけど状態の粘膜にアルコールが流れていくと‥」見ると、すでに夫は焼酎を水でうすめて飲んでいた。禁酒は5週間でやぶられたが、嬉しそうに飲んでいる夫を見る
2024年6月7日 01:17
私は母と夫と弟をガンで亡くしました。本人も家族も辛かったけれど、どのようにガンと向き合ってきたのか。私の経験を通して、皆様に勇気と元気をシェア出来たらいいな、と思い書いています。前回はどうやら母の肝臓にガンがあるようだというお話でした。早速母は大きな病院に行き、検査を受けました。そして、結果を聞きに私たち家族も医者に呼ばれました。「大腸ガンです。肝臓に転移しています」家族4人頭