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ガン患者の家族の闘病記

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#手術

夫の余命宣告

夫の余命宣告

夫婦2人で医師の説明を受けるために、消化器外科へ行く。

主治医は、いつになく暗い顔をしている。

私の顔もまともに見ない。

「下咽頭癌ですね。手術すると声が出なくなる人が多いです。そして、予後が非常に悪いです」

夫の顔を見たら、真っ青だった。

「以前、放射線をかけているので、
基準値以上はかけてはいけない決まりがあるので、手術をおすすめします」

そして、

夫は「手術はしません」ときっぱ

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夫の二度目の手術

夫の二度目の手術

夫は腹膜炎の洗浄のため、開腹手術をした。

食道ガンの手術と違って、6時間程度で終わったが、何があるかわからないので、義母も呼んだ。

手術後、医師に呼ばれて説明を受ける。すぐ夫は部屋に戻ってきた。

時間がかかったのは、麻酔がなかなか効かなかったからだと言うが、

途中で経過を報告してくれるわけではないので、

こちらとしては、なにかあったんじゃないかと気を揉んでしまう。

手術後30分くらいは

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手術当日

手術当日

夫は、抗がん剤と放射線治療を受けて喉の痛みがおさまっていた。

だから、私が無理にすすめなくても、良く食べた。

手術する前日に、医師から説明を受ける。

無口な先生だから

「食道を切って、胃を上に持ち上げて食道の代わりにします。何か質問は?」

で終わってしまった。

あとは、サインして終了。

埼玉から足を運んでくれた義兄は、拍子抜けしていた。

そして、手術の当日。

夫は、軽い足どりで手

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夫の放射線治療

夫の放射線治療

こうして、夫の食道ガンの
放射線治療がはじまった。

5週目で終わった途端。

夫は、私の心配をよそに
「うすめたお酒なら大丈夫でしょ?」

「いや、いや〜ダメでしょ」と私。

「飲んじゃお〜」と夫。

「看護師さんが言ってたじゃないの!やけど状態の粘膜にアルコールが流れていくと‥」

見ると、すでに夫は焼酎を水でうすめて飲んでいた。

禁酒は5週間でやぶられたが、

嬉しそうに飲んでいる夫を見る

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母の手術

母の手術

私は母と夫と弟をガンで亡くしました。本人も家族も辛かったけれど、どのようにガンと向き合ってきたのか。私の経験を通して、皆様に勇気と元気をシェア出来たらいいな、と思い書いています。

前回はどうやら母の肝臓にガンがあるようだというお話でした。

早速母は大きな病院に行き、検査を受けました。

そして、結果を聞きに私たち家族も医者に呼ばれました。

「大腸ガンです。肝臓に転移しています」

家族4人頭

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