夫の二度目の手術
夫は腹膜炎の洗浄のため、開腹手術をした。
食道ガンの手術と違って、6時間程度で終わったが、何があるかわからないので、義母も呼んだ。
手術後、医師に呼ばれて説明を受ける。すぐ夫は部屋に戻ってきた。
時間がかかったのは、麻酔がなかなか効かなかったからだと言うが、
途中で経過を報告してくれるわけではないので、
こちらとしては、なにかあったんじゃないかと気を揉んでしまう。
手術後30分くらいは、夫のそばにいたが、なんだか疲れてしまい、そそくさと帰宅した。
主治医が、夫の部屋にあとで顔を出して
「あれ?もう奥さん帰ってしまわれたの?」
と言ってたそうだが、こちらの身にもなって欲しい。(笑)
夫は、一度目の食道ガン手術を簡単に考えていたが、酷い目に遭ってしまい、
面会に来る親戚の人に「絶対手術なんかしないほうがいいよ」と涙ぐんでいた。
私には、何にも言わなかったけど、夫は相当辛かったのだと痛感した。
つづく
母、夫、弟のガン闘病記は、主にガン患者の家族としての私が、失敗した記録が多いのですが、
これから、必死ながらも、だんだんと明るく対処出来るようになる変化を楽しんでいただけたらと思います。
ちなみに今書いてるあたりは、まだ暗いです。すみません。
どうもありがとうございます。